LAN認証ゲートウェイ「FEREC」シリーズの新製品2機種を発売

ネットワーク内部からのアクセスを個別に認証・管理 不正アクセスをシャットアウトし、情報漏えいなどを防止 ブリッジ機能を実装し、既存ネットワークの設定変更なしに導入可能

セキュリティ製品でありながら導入・運用管理が非常に容易/安全性と利便性を兼備

 ネットワーク機器の開発、販売およびネットワークシステムの構築、運用保守を行う株式会社ネットスプリング(本社:東京都渋谷区、代表取締役:西武 進)は、企業内ネットワークなどへの不正アクセスを防止するLAN認証ゲートウェイ「FEREC」(フェレック)シリーズの新製品2機種を、6月1日より販売開始します。価格は、小規模LAN向けの「FEREC 520」が33万円、中規模以上のLAN向けの「FEREC 720」が69万8,000円(各税抜き)。販売はSI事業者などのパートナーを通じて行い、一般企業の他、大学、病院、官公庁などの公共機関に対し積極的に拡販を図っていきます。初年度の売上目標は3,000万円。

 FERECは、ネットワーク内部からのアクセスに対する認証ゲートウェイとして動作するアプライアンス機器。ユーザ単位での認証およびアクセス制御、利用記録収集により、未認証ユーザ(PC)からのネットワークアクセスを遮断すると同時に、認証を受けたユーザのアクセスも的確に管理し、情報漏えいなどから基幹ネットワークを保護します。

 利用者は、Webブラウザを起動すると強制的に表示される認証画面でユーザ名とパスワードを入力。FEREC単体でユーザアカウントを発行する内部認証や外部の認証サーバのLDAP/RADIUS認証を通過したそれぞれのユーザに対し、ファイルサーバ、プリンタ、インターネットなど、許可されたリソースのみを利用可能にします。認証機能を搭載したLANスイッチなどに比べ、低コストかつ容易にアクセスを管理できるネットワークを構築できます。

 今回販売を開始する「FEREC 520/720」は、既存FERECシリーズ導入先での実際の運用を通じて得たノウハウやシステム管理者の要望を反映し、ユーザ管理の実務の観点から、システム管理者の利便性向上、負担軽減に主眼をおいた機能に焦点を当て改良を加えました。最大の強化ポイントはブリッジ機能を新たに実装したことで、これにより既存ネットワークのIPアドレス体系に変更を加えることなく導入が可能となります。“運用管理の容易性”というシリーズ共通の特長に加え、導入も容易となり、システム管理者の負担をさらに軽減します。

 FERECシリーズは、2003年2月から販売を開始し、これまでに大学、高等専門学校などをはじめとする学術機関を中心に、医療機関や公共機関などでも、その運用管理の容易性により、“現場で継続的に使える製品”として好評を得てきました。特に、広島大学や福島大学などでは、数多くのFERECが導入されており、学内LANセキュリティの中心的な役割を担っています。

 なお、5月19日(金)13:00から、秋葉原コンベンションホールにて、新製品の発表を含めた、セキュリティ・セミナーを開催します。


■本製品の特長

●ブリッジモード・NATモード切り替えでどんなネットワークにも対応
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 NAT/NAPTモードに加え、新たにブリッジモードを追加しました。ブリッジモードでは、既存のIPアドレス体系を変更することなく、FERECを挟み込むだけで、端末のユーザ認証、利用制限を行うことが可能になります。端末のデフォルトゲートウェイやDNSサーバの設定変更も不要。また、既存のDHCPサーバも利用できるなど、より手軽に、短期間での導入が可能です。


●導入、設定、運用・管理が容易
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 設定、運用・管理は、Webブラウザで行うため、特別なソフトウェアをインストールする必要がありません。FEREC管理ページも、さらに使いやすいユーザインタフェースへと改良しています。また上級者向けにコマンドラインでも設定、運用・管理が行えるようになっています。既存のスイッチ、無線アクセスポイントもそのまま利用可能です。


●端末利用者への負担を少なくするWebブラウザ認証
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 FERECは端末のOSや環境に依存することなく利用できるようWebブラウザによる認証方法を採用しています。またWebブラウザ起動時に強制的に認証ページを表示させるので、ノート型端末はもちろん、モバイル端末など様々な環境下で利用可能です。


●多様な認証方式に対応
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 FEREC内部にユーザ名・パスワードを登録する内部認証の他に、RADIUS認証とLDAP認証をサポートします。RADIUS認証とLDAP認証は、各2つまで認証サーバを指定できます。ActiveDirectoryとの連携も可能。また、これら多様な認証方式を併用することも可能です。


●きめ細かくユーザ毎のアクセスを限定
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 ユーザ毎にきめ細かくネットワークアクセスを限定できます。端末からサーバなどへのアクセス制限は当然のことながら、サーバなどから端末へのアクセス制限もユーザ毎に設定できます。さらに認証サーバ(内部認証、RADIUS認証、LDAP認証)毎にアクセスポリシを指定することも可能。


●利用禁止アカウントの設定で、応急措置
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 不正利用者に対し、利用禁止アカウントとしてFERECに登録すれば、該当ユーザの利用を禁止することが可能です。この利用禁止アカウント登録は、RADIUS認証やLDAP認証利用時にも指定することができ、不正利用者への応急措置として役に立ちます。


●安心の3年間センドバック保守
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 標準で3年間代替機先出しセンドバック保守サービスが無償で付属。故障時にはFERECサポートセンターにて迅速に代替機の手配を行います。またFERECファームウェアは、FERECサポートページから無償でダウンロード可能。


<ネットスプリングについて>
 ネットスプリングは、2000年に広島で創立され、ネットワークシステムの提案・構築・運用サポートを主力のサービスとして営業活動を開始。2002年には、広島大学の学内向けネットワーク認証ソフトウェアをもとにLANアクセス管理装置「FEREC」を開発、販売を開始しました。昨今の情報セキュリティ市場の伸張に呼応して、FERECに対する市場でのニーズも年々高まりを見せています。2004年6月には首都圏や東日本地区での市場拡大にあわせて本社を東京に移転、FERECをコアとした顧客視点のトータルネットワークソリューションの提供により、更なる事業拡大を目指します。

 会社概要
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 ・商号    :株式会社ネットスプリング (英文表記:NetSpring Inc.)
 ・本社所在地 :東京都渋谷区恵比寿4-4-8 第1伊藤ビル6F
         TEL:03-5447-1291 FAX:03-5447-1292
 ・代表者   :代表取締役 西武 進(にしたけ すすむ)
 ・資本金   :3,225万円 (授権資本金 1億2千万円)
 ・設立    :2000年3月21日
 ・社員数   :12名(2006年4月現在)
 ・売上高   :1億800万円(2005年9月期)
 ・事業内容  :コンピューターネットワークに関するコンサルティング
         ネットワーク関連製品の企画・開発・販売
         ネットワーク関連の提案・構築・運用・サポート
 ・ホームページ:リンク
         リンク

※Copyright (C)2006 NetSpring Inc. All rights reserved.
※FERECは広島大学のPortGuardシステムのコンセプトを元に開発されています。
※FERECは株式会社ネットスプリングの登録商標です。


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               お問い合わせ先:
      株式会社ネットスプリング リンク
        TEL:03-5447-1291 E-mail:info@ferec.jp
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関連情報
http://www.ferec.jp/
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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