ウェブサイト監視ツールの最新バージョンResponseTime for Web 6.3をリリース

ウェブサーバがエンドユーザに提供しているサービスの本当のサービスレベルを確認

システム管理製品のリーディング・プロバイダー、NetIQ株式会社(東京都新宿区、代表取締役 望岡 信一)は、NetIQ AppManager Suite 6.0Jとともに使用する最新のウェブサイト監視ツール、AppManager ResponseTime for Web 6.3を発表しました。

ウェブサーバシステム監視として、一般的にはフロントエンドのウェブサーバやバックエンドのアプリケーション/データベースサーバのCPU、メモリ、ディスクの使用率や必要なプロセスのアップ/ダウンの確認が行われています。もし、冗長化や負荷分散を行っていれば、ロードバランサの監視も行われるでしょう。しかしながら、全ての機器の動作が確認できれば、エンドユーザは本当にウェブサーバにアクセスできて且つ目的のページを参照できているのでしょうか?参照できているとして、エンドユーザがイライラしない程度のスピードで情報が提供できているのでしょうか?実際にエンドユーザに提供できているサービスの程度を「サービスレベル」と言います。より良いサービスの提供とは別な言い方をすれば、より高いサービスレベルの提供のことです。しかし、一般的な監視手法では、一体どの程度のサービスが提供できているのか測ることはできません。CPU使用率が低いからといってサービスレベルが高いとは言えませんし、逆にCPU使用率が高いからといって必ずしもサービスレベルが低くなっているとは限らないからです。

AppManager ResponseTime for Webは、エンドユーザの代わりに定期的にウェブサーバにアクセスし、ウェブサーバのサービスレベルを確認するためのツールです。このツールは、例えばインターネット上で提供されるオンラインの銀行口座管理、証券取引などのサイトにアクセスを行い、ログインできるかどうか、取引ができるかどうかを確認するために利用可能です。また、ログインにはどれくらいの時間が掛かったのか?取引にはどの程度の時間を要したのか?などの細かいデータを取得することも、それらのトランザクションがサービスレベルで規定された許容時間を越えてしまうとアラートを発生することも可能です。アラート発生の際に、従来の手法で取得した各種データをあわせて解析することにより、ウェブサーバの問題なのかネットワークの問題なのかを切り分けるなど、より迅速に障害を解析することも可能になります。AppManager ResponseTime for Webは、エンドユーザよりも早く障害を検知し早期に対策することが可能になることにより、サービスレベルを引き上げサポートを含めた運用費の削減に貢献します。

本ソフトウェアは、NetIQ AppManager Suiteの最新リリースである6.0.2J (6.0J SP2) CDに同梱されます。AppManager ResponseTime for Webとともに是非NetIQ AppManager Suite最新リリースをお試し下さい。NetIQは、今後も引き続き皆様の複雑化するIT環境を、簡単に管理するための製品を提供して参ります。

【AppManager ResponseTime for Web 6.3の主要機能】
AppManager ResponseTime for Web 6.3は、1つのエージェントで複数のウェブサーバ監視が可能です。一連のトランザクションを実行してウェブサーバの動作を確認したり、簡易にURLやリンクの動作確認のみを行ったりすることも可能です。トランザクションの記録は、製品に付属する高機能なWeb Recorderを使用して行えます。URLの管理には、専用のURL Check Recorderが付属します。これらのツールによって、手動でスクリプトを作成する必要なく簡単に監視用スクリプトを作成することができます。下記は、AppManager ResponseTime for Webの主な機能および全バージョンからの改善点です。

・Web Recorderによるトランザクションの記録・再生
・FlashやJavaなど動的コンテンツを含むサイトの記録・再生
・複数ウィンドウを表示するサイトへの対応
・数多くのURLの動作確認
・取得したレスポンスタイムデータやウェブサイトアベイラビリティの
 レポーティング
・検知したエラーのAppManagerへの通知および対策アクションの実施
・FTP、SMTPなどウェブサイト関連プロトコルのアベイラビリティ監視

出荷中のAppManager Control Centerを使用すると、サービスマップ機能により、ウェブサーバの基本監視項目とレスポンスタイム監視を併せて論理マップとして表示可能です。これにより効率よくサービスレベルの監視を行うことが可能です。

【価格および出荷開始時期について】
AppManager ResponseTime for Web 6.3は、2005年12月5日より出荷を開始します。
AppManager ResponseTime for Web 6.3のライセンスは、導入するエージェントごとに
1ライセンス必要になります。価格は、1ライセンスあたり480,000円です。
ただし、2005年12月31日までにご購入の場合は、198,000円にてご購入いただけます。
※価格はすべて税別表示です。また初年度より別途保守料金が必要です。

以上

【AppManager ResponseTime for Web 製品カタログPDF】
リンク
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【本ニュースリースのWeb版】
リンク
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【NetIQ株式会社】
NetIQは統合システム監視ソリューションのリーディング・プロバイダーとして、
その分野における豊かな知識と経験を生かし、ITが常に安定したサービスを
提供できるようサポートします。NetIQが提供する統合的なモジュール製品に
よって、ユーザは操作上の統合性と利便性を確保し、サービスやリスクに対し
効率的に対処し、ポリシー・コンプライアンスを確かなものにすることができます。
米国カリフォルニア州サンノゼに本社を置くNetIQは、世界16カ国の事業所および
開発施設において、1,000名の従業員を擁しています。また、全世界で3,000社
以上の企業がエンタープライズ・カスタマーとしてNetIQ製品を導入しています。
NetIQ 株式会社は米国 NetIQ Corporation の100% 子会社です。

住所: 東京都新宿区西新宿6-3-1 新宿アイランド・ウィング13F
ウェブサイト:リンク

(一般のお問合せ先)
電話: 03-5909-5400 FAX: 03-5909-5401
電子メール:info-japan@netiq.com
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AppManager、AppManager ResponseTime for Web、AppManager Performance Profiler、NetIQおよびNetIQロゴは米国およびその他の国や地域における米国NetIQ Corporationおよびその代理店の商標または登録商標です。その他、記載されている会社名、製品名、各社の登録商標および商標です。

このプレスリリースの付帯情報

ResponseTime for Webで測定した応答時間をグラフにしたもの

(画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。)

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