モンタビスタ、ネットワーク通信市場におけるリーダーシップを強化

SA Forum仕様やOSDL CGLの要求へモンタビスタは初期より準拠 3世代にわたる製品でキャリア ネットワークに展開する唯一のCGL対応ディストリビューション

2005年5月2日(現地時間)米カリフォルニア州サニーベール発-
組込みおよび通信市場向けのLinuxプロバイダであるMontaVista Software Inc.(以下、モンタビスタ)は、本日、MontaVista Carrier Grade Edition (CGE)をService Availability(TM) Forum(SA Forum) 仕様とOpen Source Development Lab(OSDL) Carrier Grade Linux 要求に登録したことを発表しました。

今回の発表は、これら2団体への登録を成し遂げた唯一のLinuxプロバイダとして、モンタビスタが引き続きマーケットとテクノロジのリーダーシップを担うことを示すものです。これら重要、かつ急速に進化する標準は、つまるところOEMやテレコム機器メーカーに、テレコム ソリューションの構築を支援する柔軟性を備えた標準ベースのビルディング ブロックを提供します。

モンタビスタのストラテジック オペレーション担当シニア バイス プレジデント、ケリー ハレル(Kelly Herrell)は、次のように述べています。
「自社の第3世代製品と世界的な機器メーカーのリーダーを顧客ベースに擁することで、モンタビスタは、テクノロジ上の経験と市場の知識を積み重ね、お客様の要求に対応することをお約束してまいりました。」「コミュニティにより深く関わり、OSDLやSAFの積極的なメンバとなり、さらに、標準準拠に素早く対応することは、現在、キャリア市場向けにLinuxベース製品を提供していると主張する多くの企業に対して、モンタビスタが明確な競争優位性を保持し続ける上で大変重要です。」

モンタビスタは、数年前にキャリアグレードLinuxをリリースした最初の企業です。それ以来、MontaVista Linux Carrier Grade Editionの3世代にわたる製品は、今日、通信ネットワーク インフラ ソリューションのためのテレコム向けアプリケーションに利用されています。

Iskratel社のBusiness Unit Wirelineのダイレクタ、Franc Dolenc氏は次のように述べています。「Iskratelは、マルチサービス アクセス ネットワーク向けの新たな先進のテレコム製品の展開に成功しました。お客様の要求に対応し、高信頼性、ハイ パフォーマンス、コスト効果に優れた製品プラットフォームの提供を可能にするMontaVista Linux Carrier Grade Editionを利用しています。」

日本電気株式会社のモバイルネットワーク事業本部 副事業本部長、 沼里 孝敏氏は次のように述べています。
「他のOSでは達成できないレベルの信頼性を実現するMontaVista Linux Carrier Grade EditionとNECの高可用ミドルウェアを組み合わせることで、真にキャリア グレード サービスに耐えられるプラットフォームを構築することができました。急速に拡大する携帯電話市場からの低コストとハイ パフォーマンスへの要求に、当社は、迅速に対応できると確信しています。」

SA Forumのプレジデント、Deepak Shahane氏は次のように述べています。
「Service Availability(TM) Forumは、キャリアグレード システム向けのオープンなハイ アベイラビリティ仕様やマネジメント インターフェイスの構築、公開、採用促進に注力しています。こうした取組みにおいて、これら仕様の実装や採用の促進を通じ、モンタビスタが示したサポートとリーダーシップを認めるとともに、歓迎します。」

OSDLのCEO、Stuart Cohen氏は次のように述べています。
「モンタビスタは、Carrier Grade Linuxワーキンググループに設立当初よりメンバとして参加しています。取組みにおいて、こうしたメンバがリーダーシップを発揮してきたことが、CGLの成功に大いに貢献し、また、通信業界におけるLinux普及のための主要なベンチマークとしてCGLのポジションを確立しました。モンタビスタは、また、この分野におけるLinuxの全体的な普及に大変貢献しています。」

MontaVista Linux Carrier Grade Edition(CGE)について
MontaVista Linux Carrier Grade Edition(CGE)は、トップクラスのCOTS(標準汎用品:Commercial-Off-The-Shelf)キャリア グレードLinuxプラットフォームです。通信インフラ機器におけるキャリア クラスのアプリケーションの要求を満たすべく、特化して設計された先進Linuxの開発プラットフォームです。MontaVista Linuxは、クリティカルな通信機器向けに、高信頼性、サービス アベイラビリティ、リアルタイム性、スケーラビリティ、セキュリティを提供します。


モンタビスタソフトウエアについて
モンタビスタは、オープン ソース プラットフォームの提供を通じて、システム設計者による多岐にわたるネットワーク対応のインテリジェント機器、通信用インフラストラクチャの革新を可能にします。商用レベルのLinux ベース オペレーティング システムをソフトウェア開発者に提供します。MontaVista Linuxは、ユニバーサルな開発プラットフォームで、お客様の製品の差別化を可能にし、より低い総開発コストで、より早い製品化を実現します。MontaVista Linuxは、世界的な大企業により採用されています。

リアルタイム オペレーティング システムの先駆者ジェームス・レディ(James Ready)により1999年に設立され、米カリフォルニア州サニーベールに本社を置きます。モンタビスタは、主要投資企業や戦略的な投資家より出資を受けた株式非公開企業です。詳しくは、 リンク をご覧ください。

モンタビスタソフトウエアジャパン株式会社は、MontaVista Software Inc. の100%日本法人として2000年7月に設立され、日本市場に対して組込みLinux、およびそれに関わるあらゆるサービスを提供しています。
詳しくは、 リンク をご覧ください。


Linux は Linus Torvalds の登録商標です。
MontaVistaは、MontaVista Software Inc.の登録商標です。
その他のすべての名称は、各社の商標、登録商標、またはサービス マークです。


【問い合わせ先】
モンタビスタソフトウエアジャパン株式会社
マーケティング部:安田 佳世子
TEL: 03-5469-8840  FAX: 03-5469-8801
Email: kayoko_yasuda@montavista.co.jp

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