ゼファーの小型風力発電機「エアドルフィン」量産化決定(BW)

出力1kWで世界最軽量15kg以下、大型機を凌ぐ高効率発電を実現
~産学官による共同開発プロジェクトから生まれた世界最高性能の風力発電システム~

小型風力発電機の専門メーカー、ゼファー株式会社(本社・東京都渋谷区 伊藤瞭介社長)は、このたび、世界最高水準の発電性能を有し、実用性に優れた小型風力発電機「エアドルフィン」の開発が完了し、その量産化を決定いたしました。
今回量産化する新型機「エアドルフィン」は、世界の小型風力発電機市場において要望の高い定格出力1kW機であり、これまでの世界水準を越える発電性能をもつほか、量産性に優れ、かつ価格競争力の高い製品です。
この製品の開発は、02年夏以来当社が主宰する産学官共同研究開発プロジェクト「プロジェクト-Z」から生まれたもので、昨年経済産業省の補助事業にも採択された、文字通り純国産の“日の丸風車”です。
なお、その試作品は来る12月9日~11日東京ビッグサイトにて開催の「エコプロダクツ2004」展で展示いたします。

エアドルフィンの主な特長
 新型機は、風力発電機の中枢部品である翼(ブレード)に、新開発の翼型と炭素繊維素材を用いたことなどにより、発電量あたりの本体重量が世界トップの軽量化と発電効率を実現しました(1ワット当り重量15グラム以下)。また、プロペラ型風車の弱点といわれる高速回転時のブレード騒音や微風速下の始動性能を、サイレント(SD)ブレードやパワーアシスト方式など独自技術を採用することで大幅に改善しました。また、内蔵の高性能制御システムは、微風から暴風領域までの連続運転を可能にし、加えて運転情報やメンテナンス情報を外部に伝える通信機能を備えています。また、新開発の風向の変化を探る方向舵が、大空を優雅に舞う独特の動きをすることから、新型機を「エアドルフィン」と名づけました。このように、最先端の技術を用いたことにより、性能の向上はもとより、価格訴求力の高い製品の開発に結びつけることができました。またこれは、国内の各専門分野で蓄積された最新テクノロジーと、日本ならではの「匠と技」の融合により誕生した製品であり、産学官が一体となった共同プロジェクトならではのものと考えております。

当社といたしましては、国内外で市場拡大が著しい小型風力発電マーケットに対応する新型機「エアドルフィン」の拡販を進めるべく、今後量産体制を整えます。そして、同機を当社が世界市場におけるトップメーカーへと飛躍するための戦略商品として位置づけてまいります。

尚、エアドルフィンの概要、主な特徴、発売時期・価格、「プロジェクトZ」について、エアドルフィンのイメージ、Q&Aなどの詳細は下記URLから閲覧できます。
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リンク

【本件に関するお問合せ先】
ゼファー株式会社  広報担当: 室井、窪田
電話:03-3299-1910 FAX:03-3299-1977
E-mail: j-muroi@zephyreco.co.jp / kubota@zephyreco.co.jp

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