アイログのBRMSであるILOG JRulesが、IBM eServer zSeries用ビジネス・ルール・ソフトウェアとして初認定

金融サービスや政府機関など、セキュリティとパフォーマンスを重視する顧客を対象としたメインフレームでの認定

パリ発、2004 年 11 月 23 日 --ソフトウェア・コンポーネントのリーディング・プロバイダであるアイログ社(NASDAQ:ILOG; Euronext:ILO, ISIN:FR0004042364、以下アイログ)は本日、同社のBRMS*(ビジネス・ルール管理システム)の主力製品であるILOG JRules(TM)が、新しいIBM eServer zSeries(TM)(以下zSeries)プラットフォーム用ビジネス・ルール・ソフトウェアとして初めて認定されることを発表しました。
*BRMS(Business Rule Management Systems ビジネス・ルール管理システム):ルール設定・変更・操作、管理を包括的に提供することにより、企業の業務プロセスを効率化するシステム

アイログは、フランスのモンペリエにあるIBMの研究所の技術者と緊密に協力しながら、zSeriesのLinux 環境およびz/OS環境の両方での認定作業を進めてきました。この認定は、メインフレームへJavaを導入し、サーバを統合することでセキュリティ、パフォーマンス、および管理の容易性を向上させたいと望む、金融サービス、政府機関といった分野の顧客を特に対象としています。

IBM社のEMEA Sales Channel zSeries担当であるEric Bresson(エリック・ブレッソン)氏は、「プロジェクトにおいて堅牢なBRMSを利用することで利益を得たいとの要望が、当社の顧客から寄せられました。顧客は、ビジネスを進める上での業務ポリシーをより簡単に利用し、コントロールすることを望んでいます。それにより、複雑な意志決定を自動化し、ビジネスの機敏性を高め、コンプライアンスとベストプラクティスを強化できるのです」と述べています。また同氏は、「アイログはビジネス・ルール管理の分野におけるリーダーであり革新者です。アイログの製品が、zSeries においてこの分野で初めての認定を受けることを嬉しく思います」と話しています。

IBMのzSeriesは、次世代eビジネスで求められるハイパフォーマンスなデータ処理やトランザクション処理要件を満たすよう一から設計された、初のエンタープライズ・サーバです。e ビジネスの核心的インフラストラクチャとなるこの新製品により、顧客はパフォーマンスを向上させ限界までの接続性を高めると同時に、メインフレームとしての利点も享受できます。

アイログは常にその製品の変革を続け、ILOG JRulesを、業界をリードするビジネス・ルール・ソフトウェアとして確立しました。アイログは米ガートナー社によるビジネス・ルール・エンジン分野のマジック・クアドラントで、2 年連続してリーダー・クアドラントに位置付けられました。アイログのBRMSは、多くの戦略的ビジネス・アプリケーションに敏捷性をもたらし、コンプライアンス・ソリューションは、膨大な量のデータをリアルタイムに監視し、誤りや不正な情報を即座に検出してレポートすることを可能にします。またILOG JRulesは、何千にものぼるビジネス・プロセスから成る複雑でダイナミックなビジネス・ポリシーを効果的に管理できることから、BPM(ビジネス・プロセス・マネジメント)ソリューションにおいて不可欠な要素となっています。ILOG JRulesは、CitiStreet、eBay、Zurich、MetLife、Sabreなど世界各国の優良企業2000社および政府機関に採用されています。

アイログはIBM のBusiness Performance Management Initiative(ビジネス・パフォーマンス・マネジメント・イニチアチブ)および PartnerWorld プログラムのメンバーです。アイログは、ビジネス・ルール・ベンダとして初めて、2004年2月にEclipseコンソーシアムに参加しました。2004年6月には、IBM WebSphere Studio対応Eclipseプラットフォームで、初のビジネス・ルール技術であるILOG BR Studio(tm)を出荷しました。

ILOG JRules BRMSについて
「ILOG JRules」BRMSは企業の業務プロセス改善に重要な役割を果たす、企業向けの戦略的なコンポーネント・システムです。企業内で複数の個別のシステムに組み込まれているビジネス・ルールを一元管理できるため、顧客ステータスや製品情報、料金、サービスに関するプロセスを一括管理することで顧客からのシステム変更要求などに迅速に応えることができます。また、どのルールがいつ変更されたのかも簡単に把握でき、記述も自然言語で行われるため、高度なプログラミング技術をもたない一般社員もリアルタイムでルール内容の設定・変更が可能になります。

以上

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