ロサンゼルスに本社を構え全米主要34都市に支店網を展開する北米最大手のキャンピングカー専門のレンタル会社「エルモンテRV社」は、日本人渡米客を対象にキャンピングカーのレンタル需要の拡大を狙い、日本にGSA(総代理店)を設置し、PRと販売促進活動を本格化している。
過去10年間の同社キャンピングカーの日本人利用者は、年間100台(家族・グループ)程度で推移してきたが、昨年来、大手旅行会社と航空会社から「フライ&ドライブ」が提案されるのに伴い、レンタルのキャンピングカーにも大きな需要拡大が見込めると判断、日本マーケットへの本格的参入となった。
現在渡米する3分の1はFIT(個人旅行)と言われ、今後レンタカーの需要拡大とともに、キャンピングカーのレンタル需要も確実に増えると推測される。
エルモンテRV社の国際部長スタンバーグ氏は、
「最初、言葉の問題など日本人が利用するのは難しいと積極的なPRは控えていた。しかし、この10年間、日本人利用者が徐々に拡大したが交通事故や大きなトラブルは皆無。日本人ドライバーの優秀さには驚かされる。ちなみに今年の利用者をみるとリピーターが3分の2を占めている。“自分の旅は自分でプロデュースする”精神が少しづつ浸透してきているように思える」
と話す。
今後、キャンピングカーの初体験者を対象にした日本人インストラクターが同行する「体験会」や「お二人で35万円ポッキリプラン」、熟年向けに「大陸のクルーズ」など展開していく。Web上でユーザーへの直販と同時に、販売代理あるいは本素材を利用した旅行プランの企画・販売の拡大を旅行会社に働きかけていく。
エルモンテRV社 日本総合代理店
AOCアメリカンアウトドア倶楽部
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担当:山崎
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