アルカテル、日本市場でのMEMS製造装置の事業展開を強化

ディーププラズマエッチング装置の国内生産を開始

 アルカテル(本社:フランス、会長兼CEO:セルジュ・チュルク)のMEMS事業部門子会社、アルカテル・マイクロ・マシニング・システム(本社:フランス、アヌシー、社長:ジルベール・ベリーニ)は、ディーププラズマエッチング装置をはじめとするMEMS製造装置の日本市場での事業展開を強化します。

 MEMSは、圧力センサー、加速度センサーなどのセンサー類の他、流体、光学、RF、ストレージ、バイオ関連など、さまざまな分野で用途が拡大しています。これに伴いMEMS製造装置への需要も急速に高まってきており、特に日本をはじめとするアジア地域は、全世界でも最も高い成長率が見込まれています。このような背景を踏まえ、アルカテルは、日本市場に対し、今後さらに注力していく方針を固め、積極展開を図っていきます。

 その第1弾として、今春より、ディーププラズマエッチング装置の日本国内での生産を開始しました。これまでは、フランスで製造したものを輸入し、顧客に納入していましたが、日本のパートナー企業と生産委託契約を結び、日本での生産体制を確立。これにより、日本の顧客企業の要望を最大限実現した装置の迅速な供給と、サポート体制の一層の充実を図りました。

 さらに、日本での販売代理店であるキヤノンマーケティングジャパン株式会社の“品川クリーンルーム”(JR品川駅徒歩5分)に、最新装置のAlcatel MS-200 “I Productivity”を設置、同施設をデモセンターとして活用し、顧客に最適なアプリケーションを提案していくなど、積極的な販売活動を行っていきます。


<アルカテル・マイクロ・マシニング・システムについて>
 アルカテル・マイクロ・マシニング・システム(ALCATEL Micro Machining System)は、今年3月にアルカテルの真空機器部門子会社であるアルカテル・バキウム・テクノロジーから分離独立したMEMS製造装置メーカーの世界大手です。MEMS/MEOMS分野(通信、自動車、IT、バイオメディカル、パワーデバイスなど)の製品化に必要なディープ・ドライ・プラズマエッチング装置の開発・製造に特化しています。フランス、アメリカ、日本に設置されたアプリケーションセンターで実験・検証・デモンストレーションが行われ、顧客に対し、充実したサポートを提供しています。URL: リンク

<アルカテルについて>
 アルカテル(ALCATEL)は、フランスを本拠とする世界屈指の電気通信システム・機器メーカーで、通信事業者やサービスプロバイダ、一般企業に対し、音声、データ、ビデオ・アプリケーションなどへの通信ソリューションを世界規模で提供しています。固定および移動体通信向けブロードバンドネットワーク、アプリケーション、サービスの分野において主導的な地位を占め、ユーザ視点の“ブロードバンドワールド”の創造に寄与しています。
 世界130ヶ国以上でビジネスを展開し、連結総売上高は131億3,500万ユーロ(約1兆8,500億円)(2005年度)。URL:リンク

<日本アルカテル株式会社>
 日本では1987年より事業を展開、アルカテルの各事業部門の統合的なサービスを提供しています。
所在地:〒108-6027 東京都港区港南2-15-1品川インターシティー A棟27F/
代表取締役社長:西山直人/創業:1961年12月、設立:1987年5月/
資本金:4億6,400万円/従業員数:80名/URL:リンク


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            本件に関するお問い合わせ先:
         日本アルカテル株式会社 真空機器事業部
         TEL:044-797-5920 FAX:044-797-5932
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用語解説

※MEMS(マイクロ・エレクトロ・メカニカル・システム):
 半導体微細加工技術を用いて電子回路や機械構造などをシリコンウエハー上に高密度に集積したデバイス

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