ニイウス コー、連結会計システムのディーバに約4％資本参加

また、事業会社であるニイウス株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長：森　直樹、以下ニイウス）とディーバは事業提携契約を締結することで合意し、戦略的提携関係を強化してまいります。

近年、企業のホールディングカンパニー化が進んでおり、連結会計システムの需要が高まっています。また、M&Aが盛んになるとともに企業群の連結会計の需要も増加しています。ディーバが開発した「DivaSystem」は、各事業会社の決算情報を短期間で集約・統合できる大規模企業グループ向けの連携会計システムです。「DivaSystem」は400社以上の導入実績を持ち、制度会計から管理会計までサポートしています。

ニイウスは、連結会計システム分野における高度な専門スキルをディーバのサポートで補完するとともに、ニイウスの所有するデータセンターでシステム構築と運用サービスを組み合わせ、ディーバの連結会計システムをASPサービスとして提供していきます。これにより、従来のお客さまサイトへのシステム導入の代わりに、決算処理の支援を含めたシステム利用環境をASPサービスで提供することが可能となります。ディーバの業務ノウハウ、ニイウスのASPサービスの融合により、お客さまにとって短期間でのご利用開始と連結会計処理の間接コストの削減に寄与することができると期待しています。

また、ニイウス コーでも本年10月より「DivaSystem」の自社使用を開始し、連結決算の効率化・短期化を図ります。このため自社用導入の準備を開始しています。


●ASPとは
Application Service Providerの略語で、お客さまにコンピュータシステムのみならず、そのシステム上で稼動する業務システムの運用を含めたサービスを提供する事業者のことです。また、ASPサービスとは、該当の業務をASPとして提供することを目的にシステム構築や再編成を行なうことです。

●DivaSystemについて
｢DivaSystem｣は、企業グループにおける連結決算の早期化のために、各子会社の決算情報を短期間で集約・統合できる連結会計システムです。1997年のリリース以来、東証一部上場企業を中心とした400社以上のお客様にご利用いただいており、企業会計情報を開示可能な品質で短時間に作成し、その情報を経営管理にも活用できるように設計・開発されています。DivaSystemを導入した場合、連結会計制度が変更になった場合でもバージョンアップが可能となるため、既存ユーザーは最新の「DivaSystem」を継続的に利用できます。最新バージョンでは、内部統制対応としてアクセスログの記録参照等、ログオンに関するセキュリティ機能の強化が予定されております。

以上