アルカテル・アレニア・スペース製の次世代軍事通信衛星「シラキューズ3A」打ち上げに成功

 (10月14日、パリ発) アルカテル・アレニア・スペース社(Alcatel Alenia Space)は10月14日、次世代軍事通信衛星「シラキューズ3A」(Syracuse 3A)の打ち上げに成功したことを発表しました。10月13日から14日にかけての夜間(パリ時間の午前0時32分)に、クールーのギアナ宇宙センターより、アリアン5型ロケットに積載され打ち上げられました。「シラキューズ3A」は、アルカテル・アレニア・スペース社が仏国防調達局(DGA)から受注し、製造したものです。

 「シラキューズ3A」の打ち上げにより、フランスは次世代軍事通信衛星を配備する欧州初の国となります。

 アルカテル・アレニア・スペース社、会長兼CEO(最高経営責任者)、パスカル・スーリス(Pascale Sourisse)女史は、本衛星の打ち上げ成功を喜び次のように述べています。
 「我々は、軍事用の通信システムの伝送容量を、1もしくは10の要素によって増加することができる初の次世代軍事通信衛星を製造したことを大変誇りに思います。本衛星は、障害に対する高い耐久性・柔軟性を有しています。」

 同女史はさらに次のように述べています。
 「この成功により、当社が、防衛およびセキュリティ用宇宙システムの分野で欧州トップ企業であり、軍事通信だけでなく、宇宙観測、探査、航法、測位システムにおいても確固たる地位を確立していることが確認されます。」


<アルカテル・アレニア・スペースについて>
 アルカテル・アレニア・スペース社(Alcatel Alenia Space)は、アルカテルとフィンメカニカ社(Finmeccanica)により2005年7月に設立された合弁会社で、軌道インフラストラクチャの分野で先端をいく衛星システムの欧州トップ企業です。アルカテル・スペース社(Alcatel Space)とアレニア・スパツィオ社(Alenia Spazio)の膨大な実績とノウハウを統合し、欧州の宇宙技術分野をけん引しています。航法・通信システム、気象・環境モニタリング、宇宙防衛・観測・科学など、全人類の未来に影響を与える宇宙開発の世界基準を示します。アルカテルが株式の67%、フィンメカニカ社が33%をそれぞれ保有しており、2004年度の売上高は推定18億ユーロ、総従業員数は約7,200人。

<アルカテルについて>
 アルカテル(ALCATEL)は、フランスを本拠とする世界屈指の電気通信システム・装置メーカーで、通信事業者やサービスプロバイダ、一般企業に対し、音声、データ、ビデオ・アプリケーションなどへの通信ソリューションを世界規模で提供しています。固定および移動体通信向けブロードバンドネットワーク、アプリケーション、サービスの分野において主導的な地位を占め、ユーザー視点の“ブロードバンドワールド”の創造に寄与しています。
 世界130ヶ国以上でビジネスを展開し、連結総売上高は122億6,500万ユーロ(約1兆6,500億円)(2004年度)。URL:リンク

<日本アルカテル株式会社>
 日本では1987年より事業を展開、アルカテルの各事業部門の統合的なサービスを提供しています。
所在地:〒108-6027 東京都港区港南2-15-1品川インターシティー A棟27F/
代表取締役社長:西山直人/創業:1961年12月、設立:1987年5月/
資本金:4億6,400万円/従業員数:80名/URL:リンク


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            本件に関するお問い合わせ先:
             日本アルカテル株式会社
         TEL:03-5715-6300 FAX: 03-5715-6333
            E-mail:info@alcatel.co.jp
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