米ノベルと米ベリタスソフトウェア、 Novell SUSE LINUX Enterprise Server 9上で ストレージ管理/高可用性ソリューションを提供

オープンプラットフォーム・コンピューティングにおけるリーダーシップの強化を進める米国ノベル社(以下 ノベル、米国マサチューセッツ州ウォルサム)と米国ベリタスソフトウェア コーポレーション(以下 ベリタスソフトウェア、米国カリフォルニア州マウンテンビュー)は、戦略的提携の拡大を発表しました。これはベリタスソフトウェアの「プレリリース・ソフトウェア・プログラム」のもと、業界先進の同社のストレージ管理/高可用性ソリューションをノベルのNovell(R) SUSE(R) LINUX Enterprise Server 9プラットフォームに向けて開発、認定、サポートしていくことを目的としています。
ベリタスソフトウェアは「プレリリース・ソフトウェア・プログラム」のもと、米国において2005年第3四半期に出荷を予定している、Novell SUSE LINUX Enterprise Server 9対応のVERITAS Storage Foundation High Availability(以下 Storage Foundation HA)を、特定のお客様企業に対し早期提供(注)する予定です。ノベルの最新Linuxプラットフォームに対応したVERITAS Storage Foundationのバージョン4.1を一般に提供することにより、ベリタスソフトウェアはお客様企業に対し、エンタープライズIT環境全般にわたるLinuxの導入について、さらに幅広い選択肢を提供します。
注:現在、日本での早期提供の予定はありません。

ベリタスソフトウェアの戦略アライアンス担当副社長、サンジェイ・プーネンは、「Linuxの導入が企業全体にわたって勢いを増しています。当社にとっては、プラットフォームやベンダの選択肢を拡大していくことが、今後も重要な戦略です。ベリタスソフトウェアは、Novell SUSE LINUXプラットフォームのサポートを2003年より開始しました。当社では、Linuxが企業での利用に適しており、今日変化しつつある企業データセンターにおけるニーズに応えるコスト効率のよい選択肢を提供すると信じています」と語っています。

ベリタスソフトウェアは、1990年にUNIX用のVERITAS Volume Managerそして1991年にUNIX用のVERITAS File Systemを業界で初めて開発するなど、過去15年にわたり革新の実績を積み重ねてきました。この実績をもとに開発されたVERITAS Storage Foundation HAは、VERITAS Cluster Server、VERITAS Volume Manager、VERITAS File Systemを統合し、オンラインでのストレージ管理および高可用性ソリューションをUNIXあるいはLinuxを導入するお客様企業に提供します。Novell SUSE LINUX Enterprise Server 9向けのStorage Foundation HAの提供により、ベリタスソフトウェアはストレージ管理/高可用性ソリューションをLinuxカーネル2.6のプラットフォームに拡大します。

VERITAS Storage Foundationは、ダイナミック・マルチパスを備えたSAN(Storage Area Network)のサポート、ダウンタイムを短縮するオンライン・ストレージ管理機能、高速なファイルシステムやデータベースへのアクセス、安定的かつ成熟したコードベースなど、Linuxのミッションクリティカルなアプリケーションに求められる独自の機能を備えています。VERITAS Volume Managerはポータブルデータコンテナー機能によってシステム間の移行を簡素化し、UNIXとLinuxとの間でのデータの移動を可能にしています。また、VERITAS File Systemは、エンドユーザが階層ストレージを活用し、データを適切なストレージクラスに配置できるようにすることで、ストレージコストを低減します。こうした機能に加え、VERITAS Storage Foundationバージョン4.1では、データ処理負荷の高いLinux環境において、64ビットアプリケーションのサポートによりパフォーマンスが向上するほか、128TBのファイルシステムもサポートされます。

ノベルの副社長兼Linux、オープンソース・プラットフォーム&サービス担当ゼネラルマネージャ、デヴィッド・パトリックは、「ノベルは、当社のデータセンターLinux戦略をベリタスソフトウェアが支援してくれることを嬉しく思います。データセンターのプラットフォームをUNIXからLinuxへ移行させることを検討・計画しているお客様企業は近い将来、業界先進のベリタスソフトウェアによるオンライン・ストレージ管理製品をNovell SUSE LINUX Enterprise Server 9プラットフォーム上で安心して利用できることになります」と話しています。


◇ 米国ベリタスソフトウェア コーポレーションについて
米国ベリタスソフトウェア コーポレーション(ナスダック:VRTS)は、カリフォルニア州のマウンテンビューに本社をおき、世界40ヶ国で7,600人以上にのぼるスタッフが活躍しています。2003年の売上高は17億5千万米ドル(2002年実績:15億1千万米ドル)を超え、資本総額と収益において世界のソフトウェア企業のトップ10に常にランクインしています。ベリタスソフトウェアは、ビジネスの効率化と継続性にフォーカスした市場最先端の技術と製品を提供しており、ユーティリティ コンピューティングの実現に向けてお客様を支援しています。

◇ ベリタスソフトウェア株式会社について
米国ベリタスソフトウェア コーポレーションの日本法人で、日本におけるベリタスソフトウェア製品の販売及びサポート、コンサルティングや教育コースなどを提供しています。
住所:〒100-0011 東京都千代田区内幸町2-2-2
代表取締役社長:木村 裕之
ホームページ:リンク
プレスルーム:リンク


◇ ノベルについて
ノベルは、43カ国、50,000社以上のお客様企業に対し、インフラストラクチャ関連のソフトウェアとサービスを提供する先進企業です。企業データセンターから部門レベル、デスクトップにわたるソリューションで20年以上の実績を持つノベルは、世界中の6,000人の社員と5,000のパートナ、サポートセンターによって、Identity Driven Computing(アイデンティティを基盤とするコンピューティング環境)とLinuxソリューションへのお客様のニーズに応えています。ノベルは、商用ソフトウェアとオープンソースソフトウェア双方の分野においてエンタープライズクラスのソフトウェアとサポートを提供し、業務の柔軟性の向上と選択肢の拡大、TCOの削減を実現します。ノベルに関する詳細は、リンクをご覧ください。

*リリース中の製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です。

将来に関する記述について
このプレスリリースには、1933年の証券法および1934年の証券取引法における「予測」や「将来に関する記述」と見なされ得るものが含まれています。こうした将来に関する記述は、いくつかのリスク要因や不確実性の影響を受けます。たとえば製品が期待した通りに動作しないリスク、当社の製品やサービスが市場に受け入れられないリスク、当社がエンドユーザであるお客様やパートナ企業との間で良好な関係を維持することのできないリスク、当社が自社の事業運営において実効を上げられないリスクなどです。これらによって、当社が達成する実際の業績は、将来に関する記述と大きく乖離することがありえます。潜在的なリスクについて詳しくは、当社が証券取引委員会に提出する最新の年次決算報告や四半期業績報告書における「Factors That May Affect Future Result(将来の業績に影響しうる要因)」の項をご覧ください。当社は、本プレスリリースの日付以降に発生した事象の影響で、これらの将来に関する記述を訂正する責任を負いません。

以 上

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