シーゲイト社、2006年度第1・四半期決算報告を発表

前年比で34%増の売上高、400%増の純利益 4億ドル相当の株式買い戻しを実施へ

シーゲイト社は、2005年9月30日終了の2006会計年度第1・四半期の売上高が20億9,000万米ドル、純利益が2億7,200万ドル、1株当たりの希釈後利益が0.54ドルとなったと発表しました。前会計年度同期は、売上高15億6,000万ドル、純利益5,400万ドル、1株当たりの希釈後利益0.11ドル、という結果でした。前年度分には非現金株式報酬関連の経費は含まれていません。

【2005年10月20日】シーゲイト・テクノロジー(本社:米カリフォルニア州スコッツバレー、NYSE略号:STX、以下シーゲイト社)は、2005年9月30日終了の2006会計年度第1・四半期の売上高が20億9,000万米ドル、純利益が2億7,200万ドル、1株当たりの希釈後利益が0.54ドルとなったと発表しました。前会計年度同期は、売上高15億6,000万ドル、純利益5,400万ドル、1株当たりの希釈後利益0.11ドル、という結果でした。前年度分には非現金株式報酬関連の経費は含まれていません。

今期決算には、非現金株式報酬の経費1,600万ドルと400万ドルのリストラ費用が含まれています。非現金株式報酬1,600万ドルのうち、600万ドルは売上原価に、1,000万ドルは営業費用に反映されています。

シーゲイト社のビル・ワトキンス社長兼最高経営責任者(CEO)は次のように語っています。「シーゲイト社は今四半期、再び非常にめざましい収益を上げることができました。関連市場すべてにおいて旺盛な需要がみられましたが、この中でも特に大きな伸びを見せたのはノートブックPCおよびデジタル家電製品の市場でした。シーゲイト社が成長を維持し、業界リーダーとしての地位を堅持していることが、ハードディスクドライブ・ストレージの全市場で発揮された当社の強さを示しています」

また、ワトキンスは次のように付け加えています。「同時期のストレージ消費量(ペタバイト)は60%増を示し、業界全体としての需要台数は前年比で約20%増となっています。実際に、第2・四半期には業界で初めて1億台に到達する見通しです。デジタルライフを楽しむためのデータの保存、保護、共有に対応できる大容量への需要がますます高まるにつれて、あらゆるコンピュータ市場およびデジタル家電分野が継続して成長を遂げているのは明らかです。ディスクドライブは、エレクトロニクス産業を後押しするデジタル化の波に対応できるテクノロジーを実現するものとして、依然としてその中心にあります。大容量のコンテンツを持つメディアの用途が、家庭から携帯、そして自動車へと広がっており、当社の製品がこのような刺激的で新しいアプリケーションの重要な構成部品となるため、今後も利益を得られる見込みです」

デジタル家電製品
今四半期、シーゲイト社は前年同期に比べてデジタル家電製品(CE)向けの出荷台数を増やし、携帯式デジタルプレイヤやゲーム機器の一部で製品の移行があったにもかかわらず、CE市場のトップに座を維持しました。当社のCE分野へのドライブ総出荷台数は390万台に上り、これは前年同期比で34%増となります。また、DVR分野への出荷台数は同じく前年同期比で100%を超える大きな伸びを示しています。さらに、業界で最も広く使用されている1インチディスクドライブST1シリーズの出荷台数は、携帯型のGPS(Global Positioning Systems:全地球測位システム)、写真プリンタといった新しいアプリケーションへの搭載で伸びを示しました。一方、8GBバージョンは12社から採用されており、さらに5社が検討中です。

モバイルコンピューティング製品
シーゲイト社のMomentusファミリディスクドライブに対する需要は引き続き堅調で、この分野のシェア拡大に貢献しました。さらに重要な点は、面密度の技術に関してシーゲイト社が果たしてきたリーダーシップが、容量80GB以上の製品の42%の成長につながったという点です。シーゲイト社の出荷台数は240万台に達し、これは前年同期比で250%、前四半期に比べても19%の増加となります。

エンタプライズ製品
今年度第1・四半期の予測通り、エンタプライズ・ディスクドライブ市場は、前四半期よりは縮小しましたが、前会計年同期比では拡大しています。シーゲイト社は合計310万台のエンタプライズ・ドライブを出荷し、この市場でもリーダーとしての地位を堅持しました。また、2.5インチ・エンタプライズ・ディスクドライブSavvioが今四半期から決算数値に加わったことにより、全体の出荷台数は69%増加しました。

デスクトップ製品
シーゲイト社は今四半期、デスクトップ製品においても前年比16%増にあたる1,740万台を出荷し、デスクトップ向けドライブのトップサプライヤとしての地位を維持しました。容量200GB以上の製品の出荷台数が35%増加し、この分野の製品構成も改善されています。また、デスクトップ製品のチャネル販売も四半期を通して好調で、販売チャネル在庫が4週間を切ったことは当社としても大変喜ばしいことです。

価格
シーゲイト社の全製品の平均販売価格は、混合ベースで、前四半期に比べて約2ドル低下しました。今四半期における他社同等製品ベースの値下げ幅は、前四半期に比べるとやや小さくなっており、過去平均を下回っています。ただし、この下げ幅は今四半期当初の社内予測範囲内です。

ビジネス分析
シーゲイト社は、今年度第2・四半期の売上高を21億ドルから22億ドル、非現金株式報酬関連の経費を除外した1株当たりの希釈後利益を0.48ドルから0.52ドルと予測しています。非現金株式報酬は、およそ2,100万ドルで、1株当たり0.04ドルとなる見通しです。これはGAAP(会計原則)ベースで1株当たり0.44ドルから0.48ドルの利益に相当します。

決算報告の詳細は以下のサイトをご覧ください。
リンク

■シーゲイト社について
シーゲイト社は、エンタープライズ、PC、ノートブック、およびコンシューマーエレクトロニクス(CE)製品向けにハードディスクドライブを設計、製造、販売する世界のトップ企業です。当社は世界中で急増する情報ストレージ需要を満たすため、定評ある製品、顧客サポートおよび信頼性の提供を理念としています。シーゲイト社は世界各国で事業展開しているほか、www.seagate.com (英語)、www.seagate.co.jp (日本語)でも情報提供しています。

免責条項
本プレス・リリースには、ここに記した発表日の時点でシーゲイト社が知り得た情報に基づき、1933年証券法改正法セクション27Aおよび1934年証券取引法改正法セクション21Eに定める意味での「将来の予測に関する記述」が含まれています。これらの将来の予測に関する記述には、当社の将来の業績、価格および製品の競合状況、当社製品に対する顧客の需要、および市場の全般的な動向に関係した記述、その他が含まれます。これらの将来の予測に関する記述は、本プレス・リリースの発表日現在当社が知り得た情報、現段階での見込み・予想・前提に基づいており、多数のリスクと不確定要素が伴うため、実際の結果は、ここに含まれる将来の予測に関する記述の内容とは大きく異なる場合があります。このようなリスクや不確実性には幅広い要素が含まれますが、これらの中には当社が左右することのできないものもあります。具体的に、こうしたリスクや不確実性に含まれる要素として、ディスクドライブに対する需要の変化と激しい価格競争環境、当社ならびに競合事業者が新製品を良好なタイミングとコスト効率で発表し、審査に合格させ、大量生産して販売する能力、業界再編の影響などの競争要因と供給過剰が起こる可能性、などが挙げられます。実際の出来事や結果を本プレス・リリースに含まれる将来予測の記述とは著しく異なるものとする可能性があるその他の要因に関する説明は、当社が米国連邦証券取引委員会(SEC)に2005年8月1日付けで提出したForm 10-Kの年次報告書に記載されています。本プレス・リリース中の将来的予測に関する記述は、必ずしも発表時点以降の当社の見解を表すものではありませんのでご注意ください。当社は、本ニュース・リリースの発表後に生じた事象や状況に合わせて将来的な予測の内容を更新または変更する義務を負いません。


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《本件に関するお問い合わせ先》

●日本シーゲイト株式会社
コーポレイトコミュニケーション 藤森 英明
Tel: 03-5462-2327
Fax: 03-5462-2978
E-mail: Hideharu.Fujimori@Seagate.com

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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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