2009年に出荷数7900万に達するデジタル衛星放送セットトップボックス市場

デジタル衛星放送セットトップボックス市場は、デジタル放送セットトップボックスの大部分を占めており、2005年に6500万台から、2009年には7900万台にまで成長すると米国調査会社インスタット社では予測している。

デジタル衛星放送セットトップボックス市場は、デジタル放送セットトップボックスの大部分を占めており、2005年に6500万台から、2009年には7900万台にまで成長するだろうと米国調査会社インスタット社は報告する。有料放送などのデジタル衛星放送セットトップボックスの機能は、多くの場合、衛星有料テレビプロバイダ向けに規定され、無料テレビ放送(FTA)向けのセットトップボックスは暗号化されたテレビ信号をデコードするために使用される。

「現在、セットトップボックスは大きく二分化している。一方は有料テレビプロバイダが衛星放送受信などのサービスを提供するための高機能のものであり、一方はテレビを受信する基本機能だけのものである。高度な機能とは、DVRサービス用のハードドライブやマルチチューナー、追加接続機能、HD信号を受信するハイディフィニションデコーダなどである」とインスタット社のアナリストMichelle Abraham氏は語る。

インスタット社の調査レポートは、下記についても述べている。
◆プロバイダのHD信号配信においてはH.264コード化と8PSK変調が一般的になってきており、セットトップボックス用の8PSK復調ICとH.264デコーダICの需要が増している
◆今日語られる高機能のセットトップボックスにおける追加接続機能とは、DVR向けセットトップボックスのUSBや、HD向けボックスのHDMIのことである
◆衛星セットトップボックスにイーサネット接続が搭載されるようになってきており、将来的には衛星有料テレビプロバイダとブロードバンドプロバイダが協力してサービスを提供するようになるだろう

インスタット社の調査レポート「デジタル衛星放送セットトップボックス- Digital Satellite Set Top Boxes」は、世界の衛星放送セットトップボックス市場を調査している。デジタル衛星放送セットトップボックス市場に影響する要因、新しい機能、ボックス価格を下げるための部品コストの削減などを分析している。出荷数、ASP、収益、材料コストの5年間予測を提供する。さらに、HDTV、DVR、衛星/IPTVボックスの成長を予測する。

この調査は、インスタット社のMultimedia Entertainment Equipmentサービスの一環である。主要なマルチメディアシステムレベルのエンターテインメント市場を特定し、予測する。消費者の所有状況、購買行動、関心、製品への需要を調査する。メーカーの競争相手、ビジネスモデル、主要なベンダシェア、産業的問題、消費者エンターテインメント機器の出荷を分析する。相関的な市場の相互作用と関係性を特定し、半導体の構成と価格、基本的な製品技術、特徴、プラットホームを調査している。


調査レポート
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デジタル衛星放送セットトップボックス
Digital Satellite Set Top Boxes
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