米国のヘッドユニットアフターマーケットは、衛星デジタルラジオ、DVDオーディオ、デジタルメディア統合型の再生装置の需要によって短期的に持ち直しているものの、全体的には急速に下降しており、2007年以降も下降し続けるだろうと米国の調査会社VDC社は報告している。
アフターマーケットヘッドユニット市場衰退の3つの主要な要因は、
- CDプレーヤ搭載の受信機が、工場レベルでインストールされるようになってきていること
- 中国での生産が増加し、競争が高まって価格の下落が進んだこと
- OEMによって、車両への搭載に関する物理的、電子的な課題が発生していること
アフターマーケットヘッドユニットを採用する車両は、3、4年前に生産された、CDプレーヤを工場で搭載していないもので、そのような車両の数は減少している。1998年には、工場でCDプレーヤを搭載した車両は約57%で、つまりCDプレーヤなしで市場にでる車両数は約700万台だった。その後、工場でCDプレーヤを搭載する車両は増え続け、ほぼ93%の普及率となっている。今、工場でCDプレーヤを搭載しないで市場にでてくる新車の総数は約120万で、2007年までに100万以下にまで減少するだろう。
◆調査レポート
12Vの電化製品 - OEMとアフターマーケットの需要分析 第10版
12V Electronics
An OEM and Aftermarket Demand Analysis, 10th Edition
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