「携帯電話とファイナンスのコンバージェンスによる市場の進化」を販売開始

おサイフケータイが関連業界に与える

インターネットビジネスの総合シンクタンクであるネットアンドセキュリティ総研株式会社(代表取締役 原 隆志 東京都港区)は、日・韓・中における移動体通信市場の専門リサーチ業務を行っている株式会社ROA Group(東京都新宿区)が、制作した調査資料「携帯電話とファイナンスのコンバージェンスによる市場の進化」の販売を開始しました。

報道関係者各位

平成17年9月5日
ネットアンドセキュリティ総研株式会社
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ネットアンドセキュリティ総研、
 「携帯電話とファイナンスのコンバージェンスによる市場の進化」
                         を販売開始
   ~おサイフケータイが関連業界に与える~
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■■ 要約 ■■

インターネットビジネスの総合シンクタンクであるネットアンドセキュリティ総研株式会社(代表取締役 原 隆志 東京都港区)は、日・韓・中における移動体通信市場の専門リサーチ業務を行っている株式会社ROA Group(東京都新宿区)が、制作した調査資料「携帯電話とファイナンスのコンバージェンスによる市場の進化」の販売を開始しました。

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■■ 調査概要 ■■

今後の携帯電話市場のキーワードは「コンバージェンス=融合」であると言っても過言ではありません。注目すべき通信とファイナンス(携帯電話を利用した決済・支払い)のコンバージェンスの例としては、「おサイフケータイ」があります。

ROA Groupは携帯電話とファイナンスが統合するサービスを大きく「モバイルバンキング」と「モバイルペイメント」の2つに区分しています。日本ではインターネット接続型のモバイルバンキングが主流となっており、本レポートではサービストレンド・各プレイヤーの動向・テクノロジー及び端末動向・日本国内外のケーススタディを挙げて分析しています。


■■ エグゼクティブサマリー ■■

日本の携帯電話にまた変化が起きています。2004年7月にNTTドコモが開始したおサイフケータイは2005年秋からKDDIとVodafoneでも発売されることとなり、さらに2006年1月から、NTTドコモとKDDIのおサイフケータイでモバイルSuicaのサービスもいよいよ開始されます。これによりおサイフケータイの普及は急増することが予想され、おサイフケータイのソリューションとなっているFelicaチップは日本の携帯電話端末の標準プラットフォームになる兆しが見えてきました。

これまで、日本に限らず海外でも携帯電話にファイナンス機能を搭載する試み
は数多くあったが、未だ成功事例は多いとはいえません。過去においてはファ
イナンス機能を搭載するための技術トレンドは赤外線を利用したものが多く研
究されていたが、最近の日本市場におけるトレンドは非接触ICチップを利用し
たものとなっています。日本でおサイフケータイが標準化されれば、世界でも
稀な携帯電話とファイナンスのコンバージェンス成功事例となり、将来的には
おサイフケータイが海外へ拡大される可能性もあります。

こういった携帯電話とファイナンスのコンバージェンスの背景には、移動体通
信市場に飽和が近づき、移動体通信キャリアがインフラ事業だけでは持続的な
成長を続けていく事が難しくなり、新しいビジネスモデルを模索していること
があります。特に異業種とのコンバージェンスによる新しい価値や収益の創出
を求める動きが加速しています。


■■ 本レポートの目的 ■■

本レポートでは日本における携帯電話とファイナンスのコンバージェンスにつ
いて取り上げました。携帯電話向けファイナンスサービスのトレンド、関連し
たプレイヤーとキャリアの戦略、テクノロジー及び端末トレンドを分析しまし
た。また海外の成功事例として韓国の例を挙げ、日本市場における今後の携帯
電話とファイナンスのコンバージェンスについて展望を述べています。


■■ 調査範囲 ■■

本レポートは次のように構成されています。第一部では日本の移動体通信市場
がファイナンスとのコンバージェンスに至った背景と市場におけるインパクト
について、第二部では携帯電話とファイナンスがコンバージェンスしたサービ
スの定義と現在のトレンド、第三部ではキャリアと関連したプレイヤーの動向
分析、第四部ではFelicaを中心としたテクノロジーやおサイフケータイ端末の
トレンド、第五部では日本でのケーススタディと海外事例として韓国のモバイ
ルバンキングの事例を挙げ、第六部で今後の課題と展望を述べています。


■■ 調査期間 ■■

2004年7月から2005年8月まで。


■■ 調査方法 ■■

本レポート作成にあたり、日本国内や韓国の通信キャリア、銀行やクレジット
カード会社などの金融機関、サービスソリューション会社その他該当企業が発
表した公表データやインタビュー記事、多様なメディアの分析記事などの収集
に加え、ROA Groupのデータベースを活用したSecondary Researchを行いまし
た。さらにクレジット分野に長けている専門家へのインタビューを行い、専門
的かつ事実的な情報収集に注力し分析を行っています。


■■ 目次 ■■

エグゼクティブ・サマリー
1. 携帯電話とファイナンスのコンバージェンスの意義
1.1 携帯電話とファイナンスのコンバージェンスの背景
1.2 市場へのインパクトおよび動向
2. ケータイとファイナンスのコンバージェンスサービストレンド
2.1 モバイルバンキング
‐「ケータイアプリバンキング」(東京三菱銀行)
‐「口座かんたん開設アプリ」(イーバンク銀行)
2.2 モバイルペイメント
2.2.1 電子マネー
‐Edy
‐Suica
2.2.2 クレジットカード
2.2.3 回収代行サービス
3. プレイヤー動向分析
3.1 キャリア
3.1.1 NTTドコモ
3.1.1.1. ファイナンスコンバージェンス戦略
3.1.1.2. サービス動向
‐「おサイフケータイ」
‐「ケータイ支払いサービス」
3.1.1.3 今後の方向性
‐クレジットカード事業参入
‐Felica以外の非接触カード
‐「おサイフケータイ」とSuicaの共通インフラの構築
3.1.2 KDDI
3.1.2.1 ファイナンスコンバージェンス戦略
3.1.2.2 サービス動向
‐KDDIの「おサイフケータイ」
‐「まとめてau払い」
3.1.2.3 今後の方向性
3.1.3 Vodafone
3.1.3.1. ファイナンスコンバージェンス戦略
3.1.3.2 サービス動向
3.1.3.3 今後の方向性
3.2 金融会社
3.2.1 銀行及び郵便局
3.2.1.1 三井住友銀行
3.2.1.2 東京三菱銀行
3.2.1.3 イーバンク銀行
3.2.1.4 郵便貯金
3.2.1.5 UFJ銀行
3.2.1.6 共立大垣銀行
3.2.1.7 その他
3.2.2 クレジットカード会社
3.2.2.1 三井住友カード株式会社
3.2.2.2 日本信販株式会社
3.2.2.3株式会社ジェーシービー
3.3 ソリューション会社
3.3.1 フェリカネットワークス株式会社
3.3.2 ビットワレット株式会社
4. テクノロジー及び端末のトレンド
4.1 テクノロジーのトレンド
4.1.1 非接触ICカードのトレンド
4.1.2 Felicaソリューション
4.1.3 セキュリティ技術
4.2 端末のトレンド
4.2.1 NTTドコモ
4.2.2 KDDI
5. 携帯電話とファイナンスのコンバージェンスのケーススタディ
5.1 国内事例
5.1.1 おサイフケータイ
5.1.1.1 概要
5.1.1.2 サービス内容
5.1.1.3成功要因
5.1.1.4 今後の課題と展望
5.2 海外事例
5.2.1 韓国のモバイルバンキングサービス
5.2.1.1 概要
5.2.1.2 サービス内容
5.2.1.3 成功要因
5.2.1.4 今後の課題と展望
6. 今後の課題及び展望


■■ 図目次 ■■

[図 1] モバイルを中心としたコンバージェンスのトレンド
[図 2] ファイナンスとのコンバージェンス
[図 3] 携帯電話+ファイナンスのサービストレン
[図 4] モバイルバンキングバリューチェーン
[図 5] ケータイアプリバンキングイメージ
[図 6] 電子マネーバリューチェーン
[図 7] 電子マネーの種類
[図 8] Edyイメージ
[図 9] Edy+ケータイのメリット
[図 10] モバイルSuicaタイムスケジュール
[図 11] クレジットカードバリューチェーン
[図 12] 回収代行サービスバリューチェーン
[図 13] ドコモ「ケータイ払いサービス」ビジネスモデル
[図 14] ドコモ提供の新クレジット決済サービスの事業イメージ
[図 15] 「eLWISE」サービス概要
[図 16] ドコモの新クレジットブランドとSuica電子マネーの
     共通インフラ構築イメージ
[図 17] EZ Felicaサービスイメージ
[図 18] KDDIおサイフケータイの位置づけ
[図 19] KDDI「まとめてau支払い」ビジネスモデル
[図 20] 三井住友銀行のEdyチャージ方法
[図 21] 東京三菱銀行のEdyチャージ方法
[図 22] ケータイコインの仕組
[図 23] UFJ銀行/UFJカードの[モバイルマネー]
[図 24] NTTコミュニケーションズの[モバイルペイメントサービス:MoPS]
[図 25] 三井住友カードの携帯電話での赤外線クレジット決済スキーム
[図 26] 三井住友VISAの赤外線クレジット、アプリの画面イメージ
[図 27] 日本信販「スマートプラス」
[図 28] JCB「QUICPay」
[図 29] フェリカネットワークスの事業
[図 30] フェリカネットワークス出資額割合
[図 31] ビットワレット出資額割合
[図 32] おサイフケータイEdyとビットワレットの役割
[図 33] Felicaの原理
[図 34] 指紋認証機能
[図 35] 顔認証機能(OKAO Vision)
[図 36] NTTドコモのおサイフケータイラインアップ
[図 37] KDDIおサイフケータイ「W32S」と「W32H」
[図 38] EZ Felicaメニューと専用ポータルサイト
[図 39] 「Felicaキー」と「Felicaサイン」
[図 40] おサイフケータイ機能のファイナンス分野
[図 41] おサイフケータイの「Edy」発券数
[図 42] 「Mobile Wallet」画面イメージ
[図 43] 「Mobile Wallet」の概念図
[図 44] ICチップベースのモバイルバンキング加入者数推移
[図 45] 携帯電話とファイナンスのコンバージェンスによる波及効果


■■ 表目次 ■■

[表目次]
[表 1] 電子マネーと航空会社との提携カード
[表 2] 赤外線とICの比較
[表 3] KDDI/auのショッピングサイト
[表 4] Edyチャージサービスを提供している銀行一覧
[表 5] 海外Felica利用事例
[表 6] 非接触型ICカードの種類4
[表 7] 非接触型ICカード・近接型のタイプ
[表 8] モバイルFelilaネットワーク領域
[表 9] NTTドコモ「901iCシリーズ」セキュリティロック
[表 10] EdyとSuicaのサービス比較
[表 11] おサイフケータイとカードタイプの利用金額 (2005年4月時点)
[表 12] Edy間取扱件数の推移 (2005年2月~4月)
[表 13] EdyとSuicaの現状比較
[表 14] モバイルバンキングの提供現況


■■ 商品概要 ■■

【詳細】
資 料 名:「携帯電話とファイナンスのコンバージェンスによる市場の進化」
発 刊 日:2005年8月
判   型:A4カラーコピー印刷(ページ数:108頁)
発   行:株式会社ROA Group
調査・制作:株式会社ROA Group
販   売:ネットアンドセキュリティ総研株式会社
価   格:■CD-ROM(PDF)版:99,750円
       (税抜 95,000円+消費税 4,750円)別途送料 500円
      ■CD-ROM(PDF)+PDFのハードコピー版:102,900円
       (税抜 98,000円+消費税 4,900円)別途送料 500円

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【お申し込み方法】
上記URLよりお申し込みページへリンクしておりますので、そちらよりお申し
込みいただく形となります。


■■ ネットアンドセキュリティ総研株式会社 ■■

・設  立:1996年10月
・資 本 金:151,450,000円(2003年11月20日現在)
・代 表 者:代表取締役 原 隆志
・事業内容:インターネットビジネスの総合シンクタンク
・取扱商品:・企業様のweb、メールマガジンのコンテンツ企画、制作、運
       用、顧客対応業務の代行
      ・セキュリティ製品レビュー、ウイルス情報、セキュリティホ
       ール情報、インシデント情報など幅広くセキュリティ情報を
       提供
      ・情報通信市場、ネットビジネスに特化した独自調査の企画、
       受託、調査資料の制作・販売
      ・インターネットリサーチの実施および事業立ち上げ支援
       サービスなど
・U R L: リンク
・連 絡 先:〒107-6035 東京都港区赤坂1-12-32
      赤坂アークヒルズ・アーク森ビル35階
      株式会社ライブドア内
      TEL:03-5545-6580 / Fax:03-5545-6582
       info@ns-research.jp


■■ この件に関するお問い合わせ ■■

〒107-6035 東京都港区赤坂1-12-32
赤坂アークヒルズ・アーク森ビル35階
ネットアンドセキュリティ総研株式会社
株式会社ライブドア内
TEL: 03-5545-6580 / Fax:03-5545-6582
担当:坂口
info@shop.ns-research.jp

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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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