米国インスタット社がホームネットワーキング向け機器の市場調査/予測レポートを出版

ホームネットワーキングの収益は2009年に20億ドルを超える

米国の調査会社インスタット社によると、ネットワーキングハードウェアのがより高速化され、価格の下落や家庭内ネットワークエリアの拡大がおきることで、市場が促進されているという。しかし、大々的に宣伝されているマルチメディアファイルのストリーミングと保存は、消費者の大半に普及するまで数年かかるとみられている。

ネットワーキングハードウェアの年間出荷台数およびホームネットワーキング接続機器による収益は、2004年の約90億ドルから2009年に210億ドルに急増するとインスタット社は報告する。より一層の高速化への動き、価格の下落、家庭内ネットワークエリアの拡大が市場を促進している。だが大々的に宣伝されているマルチメディアファイルのストリーミングと保存は、消費者の大半に普及するまで数年かかるだろう。

「我々の調査によれば、米国消費者の関心が、デジタルエンターテイメントのオーディオファイルと画像ファイルを、ホームネットワークで従来のエンターテイメント機器(ステレオやTV等)に接続して、利用することに対して高まっている」とインスタット社のアナリストであるJoyce Putscher氏は言う。「消費者がPCと従来のアナログ機器を接続するという考えに慣れれば、関心がさらに高まるだろう。」

インスタット社の調査結果を以下にあげる。

- 理想的なホームネットワークの選択肢として、WLANはイサネットに取って代わり、現在はマルチバンド54 Mbps 802.11gが主流となった。
世界で導入されるホームネットワーク数は、2003年の2400万から2004年に1300万増加して3700万になる。
- ホームネットワーキング機器の価格は下がり続け、無線とVoIPの統合に見られるように機能は向上する。シリコン価格、容量の増大、競争などのすべてが積極的な価格設定の要因になる。

インスタット社の調査レポート「2005年 デジタル住宅:イサネットに代わる無線(Digital Domicile 2005: Wireless Overtakes Ethernet)」は、消費者調査データによる分析、ベンダプロファイル、詳細な予測データを提供している。SOHO向けルータ、住宅向けゲートウェイ、ネットワークカメラ、802.11b、802.11g、802.a/g、HomePlug、HomePNA機器の主要な世界市場のシェアを記載している。予測データは、製品セグメント (NICs/LOM、ルータ/スイッチ、レジデンシャルゲートウェイ、メディアネットワーク機器)と、LANインターフェースのタイプ別に提供している。また世界で導入されるホームネットワークの予測データを、地域およびインターフェース技術のカテゴリ別に記載している。



◆調査レポート
2005年 デジタル住宅:イサネットに代わる無線
Digital Domicile 2005: Wireless Overtakes Ethernet
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◆インスタットについて
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