テレビ市場のディスプレイ技術において、CRT(ブラウン管)は未だに優勢だが、フラットパネル技術は市場で急上昇しているとインスタット社はいう。地上デジタル放送を観られる国においてであっても、それ以外の国々ででも、ほとんどの場合フラットパネル型テレビしかデジタルテレビに対応していない。フラットパネルの人気はインスタット社の消費者調査でも際立っている。「今後2年の間にデジタルテレビの購入を計画している米国の回答者の66%はフラットパネル型テレビの購入を計画しており、圧倒的な人気だ。フラットパネル型テレビの購入意欲は、特に若者の間ですさまじい」とMichelle Abraham氏は語る。
インスタット社はまた、次のような調査結果を明らかにしている。
- デジタルテレビの多くは統合用デジタルテレビチューナーとセットで販売されていない。米国においてはチューナーの提供が原則なので、米国と日本でだけは何百万ものテレビが統合用デジタルテレビチューナーとセットで出荷されている。
- 26%の回答者はプラズマテレビの購入を計画、24%の回答者はRPTV(背面投影型テレビ)の購入を計画している。一方で、デジタルテレビの購入を計画している調査回答者の45%がLCDテレビの購入を計画している。
- デジタルテレビ市場で有利な位置に立とうとICメーカ各社は必死になっている。そのためにはフラットパネルテレビに欠かせないデジタルテレビ向けシリコンソリューションを確立する必要がある。市場が成長するにつれて、競争は激しくなるだろう。
インスタット社の調査レポート「世界のデジタルテレビセット: フラットの時代が来た(Worldwide Digital TV Sets: Flat Is In)」は、LCD、プラズマ、リアプロジェクション方式およびCRT式テレビの5年間の出荷台数、米国内販売価格、収益予測を地域別に提供している。
◆調査レポート
世界のデジタルテレビセット: フラットの時代が来た
Worldwide Digital TV Sets: Flat Is In
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