マルチメディア携帯電話にはそれほど熱心でない初期導入者

米国の調査会社インスタット社が行ったアーリーアダプター調査で、携帯電話業界の目玉製品であるマルチメディア携帯電話は、音楽やテレビの利用を目的とする革新的な機器/サービスとして大人気であるが、関心がのない回答者が少なからずいたことが明らかになった。

携帯電話業界の目玉製品であるマルチメディア携帯電話は、音楽やテレビの利用を目的とする革新的な機器/サービスとして大人気であるが、インスタット社のレポートによるとそのような機器に関心がないという初期導入者も少なからずいるという。インスタット社の初期導入者ユーザ調査回答者の9%弱が、MP3やその他の音楽ファイルを再生できる携帯電話の購入に"とても"または"非常に"興味を持っていると答えたが、TV視聴の機能に"とても"または"非常に"興味を持っていると回答した人は11%以下であったとインスタット社では報告している。

「携帯電話メーカ、キャリア、コンテンツプロバイダは音楽または映像を鑑賞できるという利点をエンドユーザに認識してもらわなければならないという、重要な課題に直面している。しかしこの調査によって、回答者の中には音楽やテレビ電話、その他のストレージサービスを適度に利用したいと思っている人もいるなど、見通しの明るい面もあることが明らかになった」とインスタット社のアナリストNeil Strother氏は語っている。

インスタット社はまた、次のような調査結果を明らかにしている。
- スマートフォンは過去数年間無計画に進められてきたが、この一年間で重要な市場になり始めた。
- モバイルサービスの一部ではかなりの利益を上げている。ニュースサービスと天気情報サービスは成功している。
- とはいえ、支払い方法についてはもっと柔軟性が必要だ。

インスタット社のレポート「モバイルマルチメディア端末に対する初期導入者の鈍い反応:Warning (Warning: Early-Adopters Have Lukewarm Response to Multimedia Handsets)」は、携帯電話で視聴するテレビ番組、音楽および映像ファイルのストレージ容量、支払い方法、映像コンテンツの好みに対するエンドユーザの意見についての主要な調査結果を掲載している。また世界の出荷台数予測、最新携帯端末数機種に関する解説、そして今後起こりうるDVB-H支持者とQualcomm社MediaFLOの競合の詳細についてもカバーしている。


◆調査レポート
モバイルマルチメディア端末に対する初期導入者の鈍い反応:Warning
Warning: Early-Adopters Have Lukewarm Response to Multimedia Handsets
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◆インスタット/MDR社について
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