無線市場の実状

米国テレジオグラフィー社(旧CITパブリケーションズ社)は、2004年の世界の3Gユーザー数は3000万人を下回ったが、2005年には倍以上に増加すると予測している。

無線市場の実状

3Gの導入
3Gは、2004年に多くの分野で現実のものとなったが、テレジオグラフィー社 (旧CITパブリケーションズ社) の調査結果によると3G加入者が世界のモバイルユーザーに占める割合はまだ少ないとのことである。

テレジオグラフィー社 (旧CITパブリケーションズ社) の有線と無線通信市場についての、オンライン版世界の国別データベースサービスである「GlobalComms」によると、3Gの早期導入国である日本と韓国のユーザーの割合は最も高く、それぞれ12.5%(3Gユーザーは1079万人)と16.1%(590万人)である。一方、イタリアとイギリスは非常に少なく、3Gのユーザーは全加入者数の4%である。

2004年の世界の3Gユーザー数は3000万人を下回ったが、2005年には倍以上に増加すると予測している。

モバイル普及率の格差
その他の動向としては、2004年末に無線の普及率が100%を超えた国は、ルクセンブルグ(大幅増の135%)やドイツ(102%)などの10カ国がある。対照的に「GlobalComms」でカバーする159カ国のうち35カ国が無線普及率5%を下回っており、たとえばインド(3.5%) やバングラディッシュ(2.7%)などである。

2004年に19カ国で加入者数が3桁の成長率を達成した。トップはイラクで、1757%と大きく増加し、120万人になったと報告している。また、ナイジェリア(成長率170%で879万人)、パキスタン(成長率139%で851万人)、東ヨーロッパでも高い。成長率が100%を超えたのはベラルーシ共和国(120%)、ウクライナ(111%)、ロシア(104%)で、アイスランド共和国の年間成長率はわずか2.6%だった。

◆調査レポート
Global Comms Database
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◆米国テレジオグラフィー社について
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