インスタット社の一般ユーザ向けの調査は、2004年はWLAN技術を使ってセルラーとVoIPを統合した電話機への関心が急速に高まったと報告している。84.6%という多くの回答者が、少なくともVoWLAN/セルラー統合端末の利用予測に関心があり、約半数が「興味がある」または「おおいに興味がある」と回答している。
「この調査結果から、キャリアがなぜVoWLAN/セルラー統合端末の採用を積極的に進めるかの理由が容易に分かる。セルラーのキャリアは、様々な規模の企業や一般ユーザ顧客に対して、セルラー以外のサービスを提供することで有線キャリアに対抗することができるため、VoWLAN/セルラー電話に大いに期待している」とインスタットのアナリストAllen Nogee氏は語る。
インスタット社の調査レポートは下記についても述べている。
- 調査回答者にとって、VoWLAN/セルラー統合端末の最も大きな魅力は、宅内無線の利用範囲が広がることと、家庭での利用制限なしの地域通信だった
- PBX-タイプの機能と、仕事や個人利用などで1つの電話だけですむということにも非常に高い反応を示したが、宅内無線の利用範囲が広がることと家庭からの利用制限なしの地域通信のほうが高かった
- この調査は、セルラーキャリアが有線キャリアに取って代わる可能性を示唆している
インスタット社の調査レポート「VoWLAN/セルラー統合端末に対するユーザの需要(Consumer Demand For VoWLAN/Cellular Combo Handsets)」では、860人のセルラー電話ユーザを対象として調査を行い、VoWLAN/セルラー統合端末の様々な利点をどのように評価しているかを査定している。VoWLAN/セルラー統合端末の2010年までの世界市場の予測を掲載している。
◆調査レポート
VoWLAN/セルラー統合端末に対するユーザの需要
Consumer Demand For VoWLAN/Cellular Combo Handsets
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