統合型セキュリティ機器市場はまさに急成長を迎えようとしており、2009年には33億ドルに達するだろうとインスタット社は報告している。統合型セキュリティ機器は1台で、ファイアウォール/VPN、侵入探知/防止、ウイルス予防などのいくつかのセキュリティ機能を兼ね備えている。コンテンツのフィルタリングやスパム予防、スパイウエア予防機能のあるものもある。
インスタット社によると、ユーザーは簡単で便利に使えることを望んでおり、それこそが中小企業等における統合型セキュリティ機器の普及や成長に必要な要因である。インターネットサービスプロバイダ(ISP)やセキュリティ管理サービスプロバイダ(MSSPs)は、十全な管理やレポーティングのために統合型セキュリティ機器の利用を進めている。
インスタット社は下記についても調査している。
・インスタット社のエンドユーザ調査によると、統合型セキュリティ機器の利用目的で最も重要なのは基本的なファイアウォールとスパムブロッキングである
・多くのセキュリティ機器ベンダがアウトソーシングサービスとして中小企業と提携
して製品を提供している
・今後、より多くのセキュリティ機能がブレードサーバ、ネットワーク機器、オペレーションシステムに組み込まれるため、セキュリティ機器市場全体は大きく成長し続けるだろう
インスタット社の調査レポート「統合型セキュリティ機器:中小規模ビジネスが促進する成長」は、統合型ネットワークセキュリティ機器の市場を調査し、ベンダの課題、市場トレンド分析、2004年から2009年までのファイアウォールと統合型セキュリティ機器の市場予測、ベンダプロフィールを掲載する。
◆調査レポート
統合型セキュリティ機器:中小規模ビジネスが促進する成長
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