大きく衰退するPDA市場

2004年から2009年のPDA市場の年平均成長率はマイナス21.5%と予測されており、今後の見通しは良くない。

従来のPDAは販売が大幅に減少しており、主要な製品しての生命を終えつつあるとインスタット社は報告している。2004年の出荷台数は2003年から1000万台減少して、僅か870万台だった。
2004年から2009年のPDA市場の年平均成長率はマイナス21.5%と予測されており、今後の見通しは良くない。2009年までに、同市場には特定の垂直市場と低価格商品向けに設計されたデバイスが加わる。このカテゴリの自然な流れとして、ユーザーはスマートフォンや携帯用メディアプレーヤーなどの製品に乗り換え、市場は衰退するだろう。

インスタット社の調査結果を以下にあげる。

・今年メーカーはGPSを組み込むなど、より企業向けでニッチ市場を狙ったデバイスを提供する。

・最も人気の高いのは引き続きIntelのXscaleプロセッサだが、多くのメーカーが複数のベンダのプロセッサを使用している。

・スマートフォン市場と対抗するため、従来のPDAベンダはブルートゥース、Wi-Fi、携帯用無線デバイスを提供するようになるだろう。

・2005年末までに安価で洗練したデザインのスマートフォンが登場して、PDAからスマートフォンに移行するユーザーが増加する。

インスタット社の調査レポート「PDA市場:2004年の総括と2005年の見通し」は、世界のPDA市場の調査と分析をまとめ、主要ベンダと最新の製品のプロファイルを提供している。また市場動向、ビジネスチャンス、成熟市場としての課題を考察している。2003-2009年の出荷台数と収益の予測とプロセッサ市場のシェアと収益を提供している。また2004年の市場の出荷台数、ベンダ、オペレーティングシステム市場のシェアと動向について評価している。

◆調査レポート
PDA市場:2004年の総括と2005年の見通し
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◆インスタット社について
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