VoIPがケーブル電話サービスを拡大させる

世界全体のケーブル電話の加入者数は2005年後半までに1400万を超え、2008年末までに2200万以上に拡大するだろう

インスタット社によれば、ケーブルオペレータによるVoIPの採用が増加したことで、電話サービス市場におけるケーブル電話サービスのシェアが拡大するそうである。ここ数年でますます多くのケーブルプロバイダがVoIPに切替えるため、世界全体のケーブル電話の加入者数は2005年後半までに1400万を超え、2008年末までに2200万以上に拡大するだろう。
「最新のIP音声技術の有用性は、多くのケーブルオペレータに音声サービス提供への関心を駆り立てている。確かにVoIP電話サービスへの世間の熱狂が昨年ずっと続いた。しかも実際に北米の主要なケーブルオペレータはVoIPの可能性を検討しており、実際にサービスを展開したオペレータもある」とインスタット社のアナリストMike Paxton氏は言う。

インスタット社は、その他に以下のような調査結果を得た。

・2004年後半には、世界中で1100万以上の世帯と事業所がケーブル電話サービスに加入していた。

・世界中のユーザーが待ちわびた「期待の新星・VoIP」だが、実際に急浮上するだろう。特にハイブリッドファイバ同軸(HFC)ネットワークでの導入が進む2005―2006年がピークである。

・ケーブルベースのVoIPサービスに対して大反響がある一方、大多数のケーブル電話加入者がいまだに回線交換方式を利用している。2004年末時点で1180万に及ぶ世界のケーブル電話加入者の内、VoIPを利用しているのは50万未満である。

インスタット社の調査レポート「ケーブル電話サービス:VoIPがいよいよ始まる」は、2008年までのケーブル電話加入者数、VoIPベースのケーブル電話加入者数、電話回線ケーブル導入数の世界的な予測を提供する。また今後5年間の「音声通話」ベースのケーブル電話サービスの収益と成長率を予測する。さらに、主要なケーブルテレビオペレータの電話サービス戦略について議論し、主要な機器およびサービスサプライヤーのプロフィールを掲載し、ケーブル電話サービスの有効性に関して地域ごとに最新情報を提供する。

◆調査レポート
ケーブル電話サービス:VoIPがいよいよ始まる
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◆インスタット社について
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