米国の既存の有線通信サービスの収益は、今後数年下降し続け、キャリアはそれ以外のサービスを生み出さざるを得ないだろうとインスタット社は述べる。インスタット社は、米国の有線音声サービスの収益は、2003年から2008年までの間、年平均3.2%低下するだろうとしている。
「一般消費者向けの有線音声サービスは無線サービスの成長による追撃を受け、競争が激化した。一方で、IP電話やインターネット接続のQoS、IP VPN、セキュリティ管理、ファイアウォール、通信経由のテレビ放送など、既存の有線サービスの収益減を埋め合わせているサービスもある」とインスタット社のアナリストDaryl Schoolar氏はいう。
インスタット社は、以下のような調査結果も得た。
・ビジネス市場では、VoIPと低価格のデータサービスへの移行によって、有線音声サービスとデータ接続/転送サービスへの支出を削減するだろう
・一般向けでもビジネス向けでも、インターネット接続サービスは伸びるだろう
・ビジネス向けのサービスプロバイダには、よりコンサルティング寄りの方法が必要になってくるだろう。今売れているのは、顧客のLANを理解し、LANとWANを引渡し時間による途切れがなく統合することのできる方法である。
インスタット社の調査レポート「2004年米国固定電話サービス:衰退する固定電話」は、一般ユーザ/ビジネス向けの、地域/長距離の音声サービス、インターネット接続、フレームリレー、ATM、専用線について、出資額を予測する。また、一般ユーザ/ビジネス向けのブロードバンド加入者数も予測している。
◆調査レポート
2004年米国固定電話サービス:衰退する固定電話
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