携帯電話の販売で飛躍するVoIP IC市場

2006年にセルラー及び無線の多くのデュアル端末にVoIP機能が搭載され、その結果VoIP ICは主流となり、2007年以降に急速に増加する。

VoIP ICの収益は2003年の1億3760万ドルから2008年には9億3840万ドルに増加するとインスタット社は報告している。収益増加は、2006年にセルラー及び無線の多くのデュアル端末にVoIP機能が搭載されたことによるもので、その結果VoIP ICは主流となり、2007年以降に急速に増加する。

インスタット社のアナリストSam Lucero氏は、「VoIPが音声通信の未来を担うと考えている。当初は固定電話向けのVoIPから市場が始まったが、移動体端末向けのVoIPは、VoIP用シリコンと機器ベンダにとって大きな市場チャンスとなるだろう」としている。

インスタット社の調査結果を以下にあげる。

・端末メーカーが急速にカメラ機能を製品に取り入れたように、予測期間内に事実上すべての携帯電話にWi-Fi機能が搭載される。

・現在Texas Instruments はVoIP IC市場、特にIP電話向けICとCPE VoIPゲートウェイICセグメントのトップ企業である。

・VoIP IC市場に参入している数十のベンダのうち、主要な3つのセグメントにおける出荷台数の過半数を占めるのは少数のベンダである。

インスタット社の調査レポート 「VoIP向けIC市場:セルラーが推進 」では、IP電話向けIC、CPE VoIPゲートウェイIC、キャリアインフラVoIPゲートウェイの3つの主要な市場セグメントの収益、生産台数、平均販売価格の2008年までの予測データを提供し、成長を促す市場要因、VoIPチップセット技術の変動について考察している。特にVoIP IC製品のマネージャー、またVoIP IC業界の市場チャンスを査定する金融アナリストやコンサルタントに有益である。

◆調査レポート
VoIP向けIC市場:セルラーが推進
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◆インスタット/MDR社について
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