新しいビジネスゲートウェイ市場はネットワーク機器産業をくつがえす

ビジネスゲートウェイの市場は、2008年には166億ドルにまで成長するだろう

インスタット/MDR社は、今後1、2年の間に小規模企業と支店向けの新種のマルチサービスデバイスの出現を予測する。インスタット/MDR社が「ビジネスゲートウェイ(Business Gateway)」と区分する、マルチサービス専用に設計されるこのようなデバイスは、ネットワーク機器産業をくつがえす、まったく新しい製品セグメントを形成するものとなるだろう。インスタット/MDR社は、「ビジネスゲートウェイ」の市場は2004年の12億ドルから、2008年には166億ドルにまで成長するだろうと予測している。

「ビジネスゲートウェイは、高度な有効性と幅広いサービスモジュール、統合的な管理システムを提供する、規格に準拠したモジュールになるだろう。進化し続けるキャパシティと標準化されたシャシーをもつ多くのモデルによって、中小企業の多様な要求を満たすことになるだろう」とインスタット/MDR社のシニアアナリストKeith Nissen氏は語る。シスコは低価格モデルの3800マルチサービスアクセスルータを提供しているが、ビジネスゲートウェイは、「office-in-a box」デバイスなどの形で、シスコのアプローチとは違う方向性にも発展していくだろう。データネットワーキングやセキュリティのためのものとしてでなく、ビジネスゲートウェイは小規模企業の総合的なデータやセキュリティ、音声通信のニーズに見合うものになるだろう。

インスタット/MDR社は、以下についても調査した。

・ビジネスゲートウェイ市場は、従業員20-99人の小規模企業と、大規模/中規模企業の支店にわたっている。固定型のマルチサービスデバイスが個人ユーザやSOHO、従業員1-19人の小企業に普及する一方で、独立のネットワークとセキュリティ製品は大企業市場では使われ続けるだろう。

・データと通信向けのビジネスゲートウェイサプライヤは、セキュリティ、データネットワーキング、無線通信、音声通信産業で「クラス最高の」技術開発者を獲得、もしくは協力したいと考える。いくつかの企業はすでに製品ラインでそうしている。販売価格を重視しているブロードバンドCPEサプライヤは、ソフトウエアOEMから、技術を調達することになるかもしれない。

インスタット/MDR社の調査レポート「次世代マルチサービスビジネスゲートウェイ」は、マルチブロードバンドアクセス製品セグメントの、特徴と機能の共通性にむけての発展を調査している。次世代、マルチサービスビジネスゲートウェイ、その統合化の理論などの製品の必要条件が、ネットワーク機器産業にどのような影響を与えるか、2004年に提供可能なビジネスゲートウェイ市場の数値化、5年間予測、以前のインスタット/MDR社の調査レポートに基づく製品セグメントごとの2004年の収益予測、2004-2008年のビジネスゲートウェイ市場予測を提供する。

◆調査レポート
次世代マルチサービスビジネスゲートウェイ
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◆インスタット/MDR社について
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