強さを見せるイサネットスイッチ市場 - L3とギガビットイサネットの地位が確立し、移行に期待

市場成長が続き、ポート出荷台数合計が2008年までに5億2800万台まで増加する。
   -インスタット/MDR社発表のプレスリリースより。

インスタット/MDR社によると、2002年に1億6630万台だったポート出荷台数は2003年には1億9300万台に増加、総計16%の増加で、2003年の世界のイサネットスイッチ市場は力強い成長を見せたという。しかし、長年にわたるASPの急激な落ち込みによって、メーカーの収益は2002年の130億ドルから2003年には114億ドルに減少しているとも報告している。

世界経済が徐々に好転していることに加え、次の要因が2003年の市場成長を引き起こしたことがインスタット/MDR社の調査によって分かった。

・エンドポイントまでの接続方法の多様化と、LANに接続しているエンドポイント総数の急速な増加

・データの他、音声や映像を加えるネットワーク統合による、LAN上のトラフィックフローの多様化

・無線ネットワーク統合の増加

・セキュリティ意識の向上とサイバー攻撃の脅威が増大

・遠隔テレワーカーなど、LAN以外のパートナーネットワークと接続するために生じる統合化の必要性

・IT予算の厳しい3年を乗り越え、老朽化した機器の買い替え需要が増加(予算は未だ余裕がない状態で、IT投資は厳しく制限されているが)

・全てのイサネットスイッチ製品のASPの下落が止まらないこと

インスタット/MDR社のSam Lucero氏は、上記のような要因によって市場成長が続き、ポート出荷台数合計が2008年までに5億2800万台まで増加すると予測している。またLucero氏は次のように述べている。「この市場トレンドによってLANがより高性能になり、帯域幅を増強することで、ネットワークのエッジの部分でL3イサネットスイッチとギガビットスイッチの両方の普及が進み、イサネットスイッチ市場は根本的な技術移行へと導かれている。」

インスタット/MDR社「イサネットスイッチ市場分析:優勢に立つギガビットイサネット」レポートでは、LAN上でのイサネットスイッチの利用に焦点を当て、イサネットスイッチ市場を分析している。

◆調査レポート
イサネットスイッチ市場分析:優勢に立つギガビットイサネット
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◆インスタット/MDR社について
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