この技術は、KCCS・戸田建設・KDDI研究所の3社による共同開発により実現し、KCCSは、従来専用ブラウザがなければ閲覧が難しいSXF図面を、SVG*2技術を利用して携帯電話画面上で表示させるアプリケーションを作成しました。サーバ内でSXFファイルをSVGフォーマットファイルに変換処理し、KDDI研究所が提供する「SVG Browser for BREW」を利用して携帯電話画面上で表示するので、図面の拡大・縮小・回転においても高品質な表示が可能です。
現在、建設業界では図面データの活用が活発化しつつあり、モバイル機器での図面閲覧に対するニーズも高まっております。この技術により、携帯電話さえあればいつでもどこでもSXF図面が閲覧でき、利便性の向上に貢献致します。
今後もKCCSは、より快適なイントラネット接続環境を提供していくと同時に、最先端のワイヤレス・認証技術を活用した法人向けリモートアクセスソリューションやモバイルソリューションを提供して参ります。
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京セラコミュニケーションシステム株式会社
〒108-8605東京都港区高輪2-18-10(日石高輪ビル)
IPサービス事業本部 IPイノベーション営業部 担当:吉岡
TEL:03-5792-7377(直通)
*1 Scadec data eXchange Formatの略で、国土交通省の開発したCADデータ交換仕様全体を指す。
*2 Scalable Vector Graphicsの略で、XMLベースの2Dベクター画像記述言語。ベクター画像は画像を点の集合体ではなく、線や面などの図形の集合体として扱うため、見る環境に応じて適切な表示が可能。
*製品名及び会社名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。
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