ICSA Labs、暗号モジュールテストラボとしてNVLAPの認定を得る

2005年12月19日、ペンシルベニア州メカニクスバーグ発 - ビートラステッド・ジャパン株式会社のパートナ企業Cybertrust社の研究機関であるICSA Labsが、試験所認定プログラム(以下、NVLAP)から暗号モジュールテストラボ(以下、CMTラボ)としての認定を受けた、と発表しました。NVLAPは、米国標準技術局(以下、NIST)のテクノロジー・サービスの一部門であるスタンダード・サービス部門に属する組織であり、試験や検定を行っているラボに第三者認定を行っています。

暗号機能を持つ製品を特定の政府機関に販売するベンダーは、ICSA LabsのようなNVLAPによる認定を受けた施設で製品テストを行うことが義務づけられています。NVLAP認定を受けたCMTラボは、暗号モジュールのセキュリティ要件が定められている連邦情報処理規格(以下、FIPS 140-2)で定められている条件に基づき、暗号モジュールの適合認定テストを行います。

ICSA Labsのバイス・プレジデント、George Japak(ジョージ・ジャパック)は以下のように述べています。「CMTラボとしての認定を受けられたことを嬉しく思っています。今回の認定取得によって、当ラボは暗号モジュールの適合テストに必要とされる技術的能力要件と管理システム要件を備えていることが裏づけられました。」

FIPS 140-2準拠認定を受けた製品は、米国では国家機密レベルの情報を保護するものとして、カナダでは国家の指定情報を保護するものとして、両政府機関から認定されています。ICSA Labsの認定を受けた暗号製品は、連邦政府機関が認定済みの暗号モジュールを含む機器を調達する際に、その機器のセキュリティ基準を提供します。

■ICSA Labsについて
ICSA LabsはCybertrust社の研究機関であり、セキュリティ製品に関する検証並びに認定を行っています。世界の主だった数百のセキュリティ・ベンダは、自社の製品の検証と認定をICSA Labsに依頼しています。セキュリティ技術に関わるユーザは、ICSA Labsの権威と製品の信頼性検証や認定基準に信頼を寄せています。ICSA Labsでは、アンチウイルス、ファイアウォール、IPSec VPN、IDSをはじめとする主だった製品の検証を行っています。
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■Cybertrust社について
Cybertrust社は、世界的な情報セキュリティのスペシャリストであり、企業や政府機関がリスクを顕在化しかつコントロールできるための専門知識やマネージドサービスとテクノロジーを提供しています。15年を超える経験をもとに、Cybertrust社は、アイデンティティ管理、脅威の管理、脆弱性の管理、コンプライアンス管理の4つの重要なセキュリティ分野に焦点をおき、セキュリティ・ライフサイクル全般にわたって包括的に取り組にでいる初めての企業です。情報セキュリティ製品の認定に関して世界的なリーダであるICSA Labs(r)(本部:米国バージニア州)や世界で30を越えるオフィスをはじめとするリソース、比類ないセキュリティに関する知識と経験をベースに、ビジネスを展開しています。Cybertrust社は、世界中における4,000を超える顧客にとって、情報セキュリティに関する信頼のおけるアドバイザです。
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