好況のアジア市場における半導体の年間消費額は、2005年の1365億ドルから2010年に2030億ドルにまではね上がるだろうと、米国の調査会社インスタット社は報告する。2001年に下落したものの、米国とヨーロッパのエレクトロニクス製造の大部分は安価なアジアに移行し、現在ではアジアはエレクトロニクスの世界最大の製造基盤である。
「通信と消費者家電向け半導体が急速に成長しているものの、コンピュータ部門がアジアの半導体消費の最大のアプリケーションである。今後、携帯電話、通信インフラストラクチャ、デジタルテレビ、DVDプレーヤー、デジタルオーディオの需要の高まりがますます市場を推進するだろう」と、インスタット社のアナリストPrakash Vaswani氏は語る。
インスタット社の調査結果を以下にあげる。
◇ 中国は、アジアのみならず世界最大の半導体市場である
◇ インドやタイなどのアジア諸国も急速に成長しているが、やはり中国のレベルに追いつくまでにはかなりの時間がかかる
◇ 世界総半導体需要に占めるアジアの割合は、2005年の約60%から2010年には66%まで増加するだろう
インスタット社の調査レポート「アジアの主要アプリケーション別半導体消費調査 :中国とインドを中心に - Semiconductor Consumption by Major Applications in Asia: Focus on China and India」は、アジアの半導体需要を調査している。日本などのアジアの国々における半導体消費市場に一章を割いている。最も重要な調査対象国は、電子システム市場に対する大きな需要によって急速に成長している中国とインドである。この調査レポートは、2010年までの半導体消費予測を提供している。
この調査レポートは、インスタット社のAsia Semiconductor/Electronics Manufacturingサービスの一環で、国別、アプリケーション別の半導体消費を調査している。中国、インド、日本、韓国、台湾などの重要なアジア市場におけるアプリケーションセグメントを予測する。また、半導体製造は国別に記載し、半導体消費の最も大きい市場を特定するためにCEMとアセンブリキャパシティも国別に記載する。ますます重要なアジア市場でビジネスチャンスを特定する非常に貴重なツールである。
調査レポート
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アジアの主要アプリケーション別半導体消費調査 :中国とインドを中心に
Semiconductor Consumption by Major Applications in Asia: Focus on China and India
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