Riverbed Technology、NECとのOEM契約を締結

NECがRiverbedのWDS(Widearea Data Service)ソリューションをライセンス販売

リバーベッドテクノロジー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:井上祥二)は、米国Riverbed Technology Inc.(本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ、以下Riverbed)と日本電気株式会社(以下NEC)が、6月 6 日、戦略的OEM契約を締結したことを発表します。

この契約に基づき、NECは自社サーバにRiverbedのWAN(Wide Area Network)最適化ソフトウェアプラットフォーム「Riverbed Optimization System(RiOSR)」<※1>を組み込み、製品名「WanBooster」シリーズとして日本市場から順次販売を開始します。

日本電気株式会社 コンピュータソフトウェア事業本部事業本部長の山元正人氏は次のように述べています。

「NECはWAN高速化装置ベンダーを評価し、幅広いアプリケーションに対する高速化を確認することの出来たRiverbed社が最良のパートナーであると判断し、このたび提携することとなりました。NECは従来より、お客様のIT資産を安全に効率よく運用するため、サーバ統合、ストレージ統合に代表されるプラットフォーム最適化ソリューションを推進してまいりました。Riverbed社のWAN高速化技術が加わることにより、お客様により多くの付加価値をご提供することが可能となることを確信しております。」

WanBooster シリーズの出荷開始は、2006年8月1日を予定しています。

WanBoosterとは、企業のデータセンターと拠点オフィス間など WAN 経由で使用されているエンタープライズ系アプリケーションを、通常5から50倍、状況によっては最大100倍まで加速できるようにするネットワーク・アプライアンスです。WANを経由するアプリケーションのパフォーマンスを向上させることにより、企業は、ITインフラの合理化や拠点オフィスのIT統合を進めることが可能になります。また、WAN帯域幅の最適化によりデータのレプリケーションやバックアップが高速化されるため、ディザスター・リカバリー環境の構築を実現できるようになります。

Riverbed社CEO兼社長、ジェリー・ケネリーは次のように述べています。

「当社にとって、日本市場は、多くの拠点を持つグローバル企業や国内企業の本拠地として、大きな機会をもたらしてくれます。NECは、こうした企業にWAN 最適化ソリューションを拡大できる理想的なパートナーです。NECのように定評があり、広く尊敬を集めるソリューション・プロバイダーから当社のワイドエリアデータサービス(WDS) ソリューションが認められたということは、とても喜ばしいことです。今回の提携により、WAN 経
由のアプリケーションに求められるパフォーマンスを広く浸透させることができるようになるため、お客様のビジネスにとっても重要な意味を持ちます。」

Riverbed Technology inc.(本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ)について

Riverbed Technology Inc.(以下Riverbed)はワイドエリアデータサービス(WDS)のパフォーマンスリーダーです。Riverbedは、ユーザーが現在経験しているものをはるかに凌ぐ規模で、WANにおけるアプリケーションパフォーマンスを最適化し、社員の仕事の進め方を変革します。世界各地の社員がまるで同じ場所で作業を行っているかのような連携性を実現します。Riverbedは、『ウォールストリート・ジャーナル』において、ネットワーク/ブロードバンド/インターネットカテゴリーの「2005テクノロジーイノベーション・アワード」を受賞しました。また、Steelheadは『InfoWorld』により、2005年および2006年の両年における「テクノロジー・オブ・ザ・イヤー」で「ベストWANアクセラレータ」に選ばれました。

Riverbedのソリューションは、Riverbed Partner Networkのメンバーである再販業者、Riverbed OEMパートナー、あるいはRiverbedから直接、世界中で購入できます。Riverbedの詳細については、www.riverbed.comをご覧ください。

<本件に関する報道関係者のお問い合わせ先>

リバーベッドテクノロジー株式会社

マーケティング部

TEL: 03-4360-5398

FAX: 03-4360-5301

E-mail: Marketing-Japan@riverbed.com

文中に記載された名称は、各社の商標または登録商標です。

以上

用語解説

文中※1 RiOSについて

RiOSは、SteelheadR製品シリーズ(ワイドエリアデータサービス(WDS)アプライアンス)、および同シリーズの管理コンソールである Central Management Consoleの優れた性能を支えるソフトウェアプラットフォームです。

RiOSの導入により、あらゆる規模の企業がネットワーク・インフラの劇的な高速化、統合や合理化を実現しています。

RiOSは、特許取得済みのデータ整理機能、WAN最適化、アプリケーションレベルの処理能力最適化、拠点オフィスのファイル/マネジメント機能を兼ね備えています。また、さまざまな規模のアプリケーションやネットワーク・トポロジーに適合するため、企業のワイドエリアデータサービス(WDS)に対して包括的なソリューションを提供します。

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