最終更新時刻:2009年11月7日(土) 10時00分
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ITベンチャーの生きる道とは?

 グリー、paperboy&co.のITベンチャー2社が相次いで上場承認を得ました。2008年1月から10月の間に新興市場に上場した企業の公開時の時価総額が上場直前に比べて約1.11倍にとどまるという低調傾向の一方で、情報通信業に限っては1.80倍と全体の数値に比べて高い数字を示しているというデータもあります。

 世界的な金融の悪環境の中、ITベンチャーはどのような戦略を描くべきなのでしょうか。またパネリストの皆さんなら、今回の2社に投資を考えますか。ご意見をお聞かせください。

参考記事:
paperboy&co.、12月19日にジャスダック上場へ--9320万円を調達
グリー、12月17日にマザーズ上場
新興市場での公開時の企業時価総額は直前の1.1倍だが情報通信分野は1.8倍と健闘
回答
小川浩(@ogawakazuhiro)さん(株式会社モディファイ CEO兼クリエイティブディレクター)

田中さん(GREE)、家入さん(Paperboy)、上場おめでとうございます。これだけの不況の中、上場にこぎ着けた力量とガッツに敬意を表します。上場を目指すかどうかは別にして、逆風の中で耐える、いや、それでも成長を図るベンチャー企業の経営者には大きな励みになる。

僕は評論家ではなく、実践と実戦の中にいる。だからITベンチャーはどういう戦略をとるかという一般論をこの時期に言うことはできない。従って自分がどうするかという言い方をさせていただこうと思う。

・法人市場に軸足
エンタープライズかSMBかは別として、法人向けのサービス&ソリューションに活路を見出す。企業活動をするうえで、必要なモノは買うしかないし、良いものであれば投資するはずだからだ。
逆に言えば広告モデルは我々は考えない。

・B2Cサービスは続ける
収益源としてではなく、R&Dのテストベッドとして、コンシューマーにサービスを提供し、お使いいただくことによって自社サービスをブラッシュアップする。(無料ユーザーであってもサービスを使っていただき、喜んでいただければ、僕たちには最高のモチベーションになる)

・ユニークかつオリジナルのサービスを作る
単なるコピーキャットにはなりたくないし、「◎◎クローン」のようなサービスでは世界に出れない。ユニークなモノを作ってこそ、テクノロジーベンチャーだと胸を張れる。

・フォーカス
なんでもかんでもやるのではなく、取捨選択が必要だと思っている。業種や目標、市場を絞り込んでこそ、フォーカスしてこそ強みが出る。僕たちは、iPhoneを中心とするスマートフォンにフォーカスする。PC/Mac向けサービスはそのサブセットだ。


以上が我々の戦略です。
読者の皆様、ぜひ応援お願いします。

2008/11/19 00:26:59
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