2013年は「共有」「心理的なカベを突破」「コストメリット2倍」を実現するサービスに注目しています。
「共有」
個人所有の電子機器を業務で使うことを認めるBYOD(Bring your own device)は、進んだ形の「共有」だと言えます。
クラウドワークスは、日本中のフリーランスの開発リソースを発注者が共有するイノベーションだと、手嶋屋で使ってみて体感しました。
まだIT化されてませんが、住まいを共有するシェアハウス。オフィススペースや人手を共有するコワーキングなども、新しい形の共有として注目しています。
「心理的なカベの突破」
これまで心理的にこれはムリだ!と思っていた領域に、改革が進む年になるでしょう。
たとえばBYODなんて数年前なら、会社の情報システム部から相手にもされなかったんじゃないでしょうか?
地震、津波、オリンピック、政権交代など、立て続けに続いた日本全体を揺さぶる出来事が、心理的なカベを突破する助けになっています。
「コストメリット2倍」
全体的にみて、個人の給料が下がる、企業の売上が下がるという状況は続くと思います。ITの活用で、コストメリット倍以上で改善する事ができるというものに注目が集まります。
LTEや3Gの普及のお陰で、通話の音声品質がかなり向上しています。自分はかなりの頻度でSkypeから固定電話に電話をかけるようになりました。
ITによる店舗や飲食店のコスト改革も進みます。タブレットがレジスターの代わりになる「ユビレジ」。高い加盟料を払わずにクレジットカード決済端末を導入できる「PayPal Here」。
2013年は
「共有」「心理的なカベを突破」「コストメリット2倍」
をテーマに、事業を組み立てていきたいと思います。
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ちなみに個人的な実験で、2年半ほど自宅に冷蔵庫を置かない生活を続けてます。
近くの24時間スーパーで「冷蔵庫を共有」します。心理的なカベを突破し冷蔵庫を共有することでかなり低コストで快適な生活ができています。実験成功。
心理的なカベを自ら突破し、
洗濯機を共有する、冷蔵庫を共有する、自動車を共有する、住まいを共有する、家族を共有する
などとトライしていきます。
2013-01-07 20:49:07