Facebook日本語版はmixiに勝てるか

2008年5月19日 18時00分

 米国のSNS「Facebook」が日本語化されました。5月19日にはCEOであるMark Zuckerberg氏が都内で会見を開き、翻訳に関わったユーザーに感謝の言葉を述べました。同日夜には開発者向けイベント「Facebook Developer Garage Tokyo」も開催されるなど、Facebookが日本でも存在感を示し始めています。いち早く開発者向けプラットフォームを公開し、米国では非常に勢いがあるFacebookですが、日本市場でも同様の結果を残せるでしょうか。パネリストの皆さんの意見を聞かせてください。


  • 秋元裕樹
    秋元裕樹さん (職業ブロガー、他)
    OpenBC/XingやFriendster、そしてMySpaceもメニューの日本語化はしていますが、日本ではそれほど使われていません。メニューの日本語化は日本参入にあたっての必須条件ではありますが、最低線をクリアしたにすぎないのではと思います。

    SNSの場合、システム自身の優劣もさることながら、既存の友人ネットワークや過去の書き込みなどがユーザの移行を阻む障害となります。同等の機能がたとえ揃えられたとしても、mixiに慣れ親しんだユーザが移転することは思いにくいです。

    とは言っても、Facebookには米国での勢いと、API開発者・社を多く抱えているという二つの利点があります。Facebook社にGoogle等からの転職者が増えているという話も読みますし、本国が開発リソースで圧倒し新サービスを次々投入するようなことになれば(日本専用、といったサービスはたぶん出さないでしょう)、mixiも対抗せざるを得ないでしょうし、全体として面白くなるのではないでしょうか。
    2008-05-21 16:16:13

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