パイオニア、DJ向けプレーヤーなど2機種--DJ用音楽管理ソフトは無料提供へ

 パイオニアは5月12日、ホームDJ向けマルチプレーヤー「CDJ-350」と、2チャンネルDJミキサー「DJM-350」の2モデルを発表した。6月上旬に発売する。価格はいずれもオープン。

 CDJ-350は、USBデバイスやCD-R/RWディスクに記録されたAAC、MP3、WAV、AIFFなどの音楽ファイルを使ったDJパフォーマンスを実現するマルチプレーヤー。

 付属のDJ用音楽管理ソフトウェア「rekordbox」を使えば、曲のBPMやビート位置の解析、ジャンル分け、プレイリスト作成などをPCで管理が可能。さらに再生した曲のリストをrekordboxにフィードバックできる。

 DJM-350は、4種類のエフェクトやアイソレータータイプの3バンドイコライザーなどを搭載し、本格的なDJミックスを手軽に実現できるという。DJミックスしたものはUSBストレージに録音できるため、自分のミックスをチェックしたり、持ち出したりすることも可能だ

「CDJ-350」(左)、「DJM-350」(右) マルチプレーヤー「CDJ-350」(左)、DJミキサー「DJM-350」(右)

 なお、5月17日にダウンロードサイトでrekordboxの無料ダウンロードを開始する。rekordboxは、これまでプロDJ向けマルチプレーヤー「CDJ-2000」「CDJ-900」にのみ同梱されていたが、CDJ-350の発売に先立ち、音楽ファイルを使ったDJプレイに興味を持つユーザー向けに提供を開始するという。

rekordbox 「rekordbox」の画面

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