NEC、「LaVie」「VALUESTAR」「Lui」など計7シリーズ56機種--2010年春の新モデル

エースラッシュ 坂本純子(編集部)2010年01月18日 22時55分

 NECは1月18日、ノートPC「LaVie」、デスクトップPC「VALUESTAR」、ホームサーバークライアント「Lui」など計7シリーズ56機種の2010年春モデルを発表した。

  • 「LaVie Light」に登場した新色「フレッシュライム」。フリーアナウンサーの西島まどか氏も「お気に入り」とアピール

 NECにおける春モデルは、「安心・快適」を基本として最新テクノロジを取り入れたフレッシャーズ向けの製品だ。

 最新CPUやUSB 3.0などを搭載したモデルが登場したほか、ネットブック「LaVie Light」には新色「フレッシュライム」を追加した。

  • VALUESTAR Nは、従来モデルよりも本体の厚みを33%削減。約9cmから6cmに薄型化した

 デスクトップPCでは、省スペース一体型モデル「VALUESTAR N」が本体を薄型化し、スタイリッシュなデザインを採用。「VN770/WG」ではテレビ機能とインターネットとの連携が強化され、電子番組表や録画番組一覧からの番組名・人物名抽出や、その名称から番組の公式ウェブサイトや出演者プロフィールなどを検索できる機能が新採用された。

  • 「VN770/WG6R」

 一体型AVパソコンの「VALUESTAR W」では、新色を用意し、従来の2モデルから6モデルへとラインアップを強化。全モデルがNTTの「ひかりTV」に対応するほか、最上位モデルの「VW970/WG」には新規格インターフェース「USB 3.0」が採用されている。そのほか「VALUESTAR E」「VALUESTAR L」にも新製品が登場している。市場想定価格は下記のとおり。

  • VALUESTAR Nシリーズ(市場想定価格:17万円〜)
  • VALUESTAR Wシリーズ(市場想定価格:21万円〜)
  • VALUESTAR Eシリーズ(市場想定価格:15万円)
  • VALUESTAR Lシリーズ(市場想定価格:16万円〜)

 ノートPCでは、スタイリッシュノート「LaVie L」が従来よりも高級感あるデザインへと一新された。「LL870/WG」ではCore i5-430M(2.26GHz)、4Gバイトメモリ(DDR3)、1TバイトのHDD、16インチワイド液晶、Blu-ray Discドライブなどが搭載されている。また、従来比で約5倍の高速データ転送が可能なUSB 3.0も採用されている。このほか「Lavie M」シリーズもラインアップされた。

  • 「LL850/WG」

  • 「LL750/WG6R」

  • LaVie Lシリーズ(市場想定価格:7万5000円〜)
  • LaVie Mシリーズ(市場想定価格:13万5000円〜)
  • 「LaVie Light」

 モバイルPC「LaVie M」とネットブックのLaVie Lightには、2台目PCとして便利に使える機能を拡充。新たにUSBケーブルでほかのパソコンとデータの受け渡しができる「USB Duet」、外出先などからほかのパソコンとデータの同期や共有ができる「FlyFolder」などが採用された。LaVie Lightに関してはAtom N450(1.66GHz)で処理能力を向上するとともに、デザインを一新。新色フレッシュライムを追加したほか、スライドパッドの面積拡大などが施されている。

  • 「USB Duet」のデモ。USBケーブルをつなぐと、外付けHDDのように利用できる

  • 「FlyFolder」のデモ。BIGLOBEのストレージサービスの月額利用料金は、5Gバイトで263円〜50Gバイトで2625円まで容量によって異なる

  • LaVie Laightシリーズ(市場想定価格:5万5000円〜)
  • LaVie Laight Luiシリーズ(市場想定価格:6万5000円〜)

 発売日は「LL570/WG」が1月28日、「LaVie Lightシリーズ」が2月5日、「VALUESTAR Wシリーズ」が2月10日で、そのほかの機種は1月21日を予定している。

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