最終更新時刻:2009年11月28日(土) 10時00分

米国1月のゲーム売上高は6%減少、WiiとPS3が接戦

文:Brendan Sinclair(GameSpot)
翻訳校正:石橋啓一郎

2008/02/18 10:00  

 2月14日、ゲーム業界の調査を行っているNPDが米国の2008年1月の調査期間の小売データを発表した。同月のソフトウェア販売の売上高は前年同期より11%上昇して6億1100万ドル近くに達したが、ハードウェアの売上げは4分の1減少して約3億7800万ドルとなった。若干下がった周辺機器の売上げを合わせると、全体としての業界の売上げは6%減少し、2007年1月の12億5000万ドルから11億8000万ドルになった。

 それでも、これは実際には業界が成長したことを示している。これは、NPDの2007年1月の調査期間は5週間であったのに対し、2008年1月の調査期間は4週間だったためだ。NPDのアナリストAnita Frazier氏は、調査期間の違いに応じて補正を行うと、統計はずっと楽観的なものになるという。

 「週平均ベースの売上高では、2008年1月は実際には昨年比で18%上昇している」とFrazier氏は述べている。「また、非常に高い成績を上げたのは家庭用ゲーム機用ソフトウェアで、昨年と同等の条件で比較すると50%近く上昇している」(Frazier氏)

 しかし、週ごとの比較でもハードウェアの売上高は昨年比で6%下がっている。Frazier氏はこの原因は家庭用ゲーム機の値下げだと指摘しており、優秀な売り上げを上げた12月に続くハードウェアの品不足が1月の下落にも響いていると推測している。この主張は、MicrosoftのXbox 360が一時的に品不足に陥っていたとする声明に裏付けられている。

 下がったのはハードウェアの売り上げだけではない。長く続いた任天堂の競合他社に対するリードも縮まった。Wiiは今度もゲーム機の売上げでトップを取ったが、これまでに比べてそのリードはずっと小さく、新しい挑戦者はすぐ後ろに迫っている。PLAYSTATION 3の採用したBlu-ray Discフォーマットが著しい前進を見たこの月、PS3は26万9000台販売され、これはWiiの27万5000台に後わずかと迫る接戦となった。3位のニンテンドーDSは25万1000台、PlayStation PortableとXbox 360がどちらも23万台で、最後尾となった。

 クリスマス商戦ラッシュの直後である1月は、いつも通りゲームの発売は少ない月となった。ソフトウェアの売上げトップ10の中に食い込んだ新規タイトルは2つしかなく、Xbox 360版の「バーンアウトパラダイス」が14万4000本で7位に入り、DS版で発売された「マリオ&ソニック AT 北京オリンピック」が13万3000本販売され、10位に入った。

 ソフトウェアの売上げトップリストに名を連ねたのは見慣れた名前ばかりで、Xbox 360版の「Call of Duty 4:Modern Warfare」が今回もすべての挑戦者を上回り、販売数は33万1000本となった。PS3版もよく売れ、8位を獲得している。任天堂の「初めてのWii」は2007年1月に発売された際に29万8000本販売されて2位を取って以来、1年間を通してのランク入りとなった。Wii版とXbox 360版のGuitar Heroはそれぞれ3位と5位を取り、4位に入ったXbox 360版の競争相手である「Rock Band」をサンドイッチにする形になった。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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