文:Polybren
編集校正:石橋啓一郎
2008/01/22 10:00
ゲーム研究は発展中の分野で、これまでに導かれた結論は大変前向きなものから完全に否定的なものまで幅広いが、そのどちらの種類の研究もどんどん現れてくる。
そのうち前者のカテゴリーからの結果が、New Scientistからもたらされた。この研究はWiiのゲームをプレーすることで、医者が一定の分野の外科訓練で高得点を上げるのを助けるということを示している。
アリゾナ州フェニックスにあるBanner Good Samaritan Medical CenterのKanav Kahol氏とMarshall Smith氏は、訓練中の8人の医師に対し、仮想手術を行う前にゲームを1時間プレーさせた。Wiiでプレーした医師は、用具の操作とシミュレーションの成績で48%高い得点を取った。Wiiリモコンを傾けて、ゲーム内の床の上でボールを転がすゲーム『コロリンパ』などの正確な操作を必要とするゲームをプレーした医師は、テニスラケットを振るなどのより大きな身振りを行うゲームをしたプレーヤーよりも成績の向上が大きかった。
「手術で一番重要なポイントは、小さく正確にコントロールされた手の動きを行うことであり、それこそがWiiをプレーして得られることだ」と、Kohol氏は同誌に対して述べている(この記事では、直接的に手術を模倣するAtlusのゲーム、『カドゥケウスZ 2つの超執刀』については触れていない)。
Wiiのプレー時と手術シミュレーション中、被験者たちはモーションセンサー付きの手袋をはめていた。その結果、両方の動きは似たものが多いことが分かったという。この結果は、1月にカリフォルニアで開催の「Medicine Meets Virtual Reality」で発表される。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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