ラスベガス発--オランダの電子機器メーカーのPhilipsとデジタルメディア企業のRealNetworksは米国時間1月6日、Philipsの音楽プレーヤーを用いてオンラインミュージックを提供するパートナーシップを結んだことを明らかにした。
コンシューマー事業を、より幅広い「ライフスタイル」企業としてのアプローチで再定義しようとしているPhilipsは、2008年の早い時期に、サブスクリプションサービス「Rhapsody」に対応したポータブルデバイスおよびホームオーディオデバイスを発売する予定であると語った。
RealNetworksとViacom傘下のMTV Networksとの合弁事業となるRhapsodyは、Appleの「iTunes」オンラインミュージックストアに、大きく差をつけられてはいるものの匹敵するサービスだ。Rhapsodyは、Microsoftの「Zune Marketplace」からも追い上げられている。
Philipsは、SanDisk、Nokia Oyj、中国の海爾集団(ハイアール・グループ)に追随し、Rhapsodyのサブスクリプションサービスに対応したポータブル音楽プレーヤーを製造する。Rhapsodyは、月額12.99ドルから利用できるサービスで、個人のお勧め楽曲ライブラリやテーマごとのプレイリストが提供される。
Philips Consumer Electronicsのオーディオマルチメディアアプリケーション部門ゼネラルマネージャーであるWiebo Vaartjes氏は「家庭内およびモバイル環境で、コンシューマー向けにハイクオリティの音楽コンテンツを配信するサービスにはチャンスがあると判断した」と述べている。
2001年の発売以来、1億台を超えるiPodを販売してきたAppleが、MP3デジタル音楽プレーヤー市場の約80%を確保し、現在市場を独占している。
しかしながら、約4世帯のうち3世帯は、まだデジタル音楽プレーヤーを所有しておらず、Appleに対抗する企業にもチャンスが残されている。
Philipsは、6日にラスベガスで開幕を控えたConsumer Electronics Show(CES)にて、Rhapsodyに対応した、新しい「GoGear」ポータブル音楽プレーヤーと「Streamium」ホームオーディオ製品を公開している。
Philipsは最近、厳しい状況にあるコンシューマーエレクトロニクス事業とホームアプライアンス部門を統合し、新たに「Consumer Lifestyle」と呼ばれる部門を立ち上げた。Philipsの他の主要事業は、照明と医療機器関連である。
主な欧州家電メーカーとしては最後に残った企業となるPhilipsは6日、最新技術の搭載を追求しすぎた多くの家電製品には嫌気がさしているコンシューマーを狙って、テレビ、ビデオ、オーディオプレーヤーの新製品群を発表した。
この記事はReutersのニュースを契約の下、シーネットネットワークスジャパン編集部が編集したものです。海外Reutersの記事へ
2005/06/23 16:00 [ リリース ]
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