最終更新時刻:2008年7月5日(土) 18時00分

マイクロソフト 年末商戦向け発表会「Xbox 360 Briefing 2007」を開催

鬼頭世浪(編集部)

2007/09/12 22:58  

 マイクロソフトは2007年9月12日、東京・恵比寿ガーデンホールにて「Xbox 360 Briefing 2007」を開催した。

マイクロソフト 年末商戦向け発表会「Xbox 360 Briefing 2007」を開催
マイクロソフト執行役ホーム&エンターテイメント事業本部長 泉水敬氏

 まず発表会の挨拶ならびにMCとしてマイクロソフト執行役ホーム&エンターテイメント事業本部長 泉水敬氏が登壇し、「Xboxの発表会は1年ぶりの開催となるが、今回は業界関係者、流通関係、そして50名のXbox ユーザーも招待し、集まったすべての方にXbox 360が今、最も楽しくエキサイトしていることを肌で感じてほしい」と挨拶を交わした。
 また泉水氏は続いて「今年のXbox 360は過去に類を見ない強靭なラインナップになっている……では日本ではどうなのか、本日は日本におけるXboxの魅力を自信を持ってお伝えしていきます。マイクロソフトが自信を持ってお届けする最高の作品をおみせします。」と意気込みも語ってくれた。

マイクロソフト 年末商戦向け発表会「Xbox 360 Briefing 2007」を開催
ミストウォーカー 坂口博信氏

 Briefing発表タイトル第一幕として、ミストウォーカー坂口博信氏が登壇し、現在開発中の「ロストオデッセイ」を紹介した。
 こちらのニュースでもある通り、発売日を発表し、順調にいけばあと1か月程度でマスターアップし、発売するとのことだ。
 本発表会では坂口氏実演による、現在の完成度を90〜95前後と説明し、続いて冒頭のデモンストレーションプレイとして、風の強い渓谷のようなフィールドと戦闘シーンが公開された。
 本作での戦闘シーンは物理攻撃では、攻撃時にリング状のタイミングマークが登場し、タイミングをみながら、このリングをうまく形成すると”good”や“Bad”といった成否判定が行われ、与えるダメージ値が変わるといった仕組みになっているようだ。
 イベントシーン等の紹介を挟み、最後は怪鳥らしきボス戦闘し、後衛キャラクターが早々に倒れ、遭えなく全滅し、終了となった。
 またゲーム中は通常時の視点変更はもとより、拡大縮小なども可能で、好きなアングルで本作を楽しめる仕様となっていることが明らかにされている。
 2007年9月20日より開催される東京ゲームショウ 2007(TGS 2007)では、本作のプレイアブル出展はなく、映像出展のみとのこと。期待しているファンには残念な発表が行われた。
 なお、ミストウォーカーでは2007年11月に発表会を予定しており、こちらではキャラクターデザインの井上雄彦氏や重松清氏を交えた発表会、植松伸生氏のオーケストラなどが予定されているとのことだ。順調にいけばこの発表会でプレイアブルを出展するとのことだ。

 次なるビッグタイトルとしては2007年9月27日に発売を予定している「ヘイロー 3」を紹介。シリーズ累計で全世界で1500万本のヒットを記録し、シリーズ最終章となる本作は発売前に全世界で100万本を超える予約を得たとのことだ。  細かい紹介はさておき、TGS 2007では、一足早く本作を体験できる試遊台がマイクロソフトブースに設置されているというアナウンスも行われた。 また「PGR 4 - プロジェクト ゴッサム レーシング 4 -」「あつまれ!ピニャータ 〜レッツ☆パーティー〜」「キングダムアンダーファイア:サークルオブドゥーム」などもを年内に発売されることが明らかにされた。

 そのほかにも、3rd Partyタイトルとして、2007年11月1日に発売が予定されている「エースコンバット 6 解放への戦火」最新トレイラーの公開、バンダイナムコゲームスから発売されるXbox 360用タイトル「塊魂」「ガンダム オペレーショントロイ」「スマッシュコート3」「ガンダム無双インターナショナル」が軽く紹介されていた。
 そのほかに、コーエーから発売されるの「真・三国無双5」はプレイステーション3と同日に発売する予定といった内容や、KONAMI、Ubisoft、セガ、エレクトロニックアーツといった各社からのラインナップを紹介。
 年明けにはカプコンの「デビル メイ クライ4」の発売が控えられているといった各社のビッグタイトルが軽く紹介されていた。
 なお、TGS 2007では「デビル メイ クライ4」の試遊台が設置される予定だ。

マイクロソフト 年末商戦向け発表会「Xbox 360 Briefing 2007」を開催
テクモ ハイエンドプロダクション TEAM NINJA リーダー エグゼクティブプロデューサー 板垣伴信氏

 各社の既存の発表のタイトルが紹介された後、本日初登場の新作タイトルとして、テクモから、ハイエンドプロダクション TEAM NINJA リーダー エグゼクティブプロデューサー 板垣伴信氏が登場。
 初代Xboxで発売された「NINJA GAIDEN」の新タイトル「NINJA GAIDEN 2」が大々的に発表された。
 板垣氏は本作を発売するにあたり、「Xbox発売日にローンチした“デッド オア アライブ 4”がNo.1の格闘ゲームであるように、“NINJA GAIDEN 2”ではアクションゲームのNo.1を目指す」と宣言していた。
 また「“NINJA GAIDEN”では、Xboxのの性能を何とか引き出し、作成過程で諦めたフューチャーは数えきれなかった。本作ではプラットフォームをXbox 360として、初代開発時に諦めたたくさんの要素を詰め込んでいける。開発者にとってこれ以上の喜びと興奮はありません。史上最強のゲームマシンXbox 360で動作する2の映像を楽しんでください。」とコメントしていた。
 挨拶が一通り済んだ後、開発ディレクターによる実演プレイが行われた。ここでは「アクアキャピタル」ステージを披露し、ハイクオリティな映像などを公開。
 デモプレイを見た感想としては、武器の部分では「NINJA GAIDEN 煤vを踏襲しているようだった。
 また「NINJA GAIDEN」らしい軽快な動きとハードなアクション性は見ていても十分感じ取れた。
 作品のシステムなどとは関係ないが、敵を斬ることで、主人公リュウ・ハヤブサの持つ刀に血が付くといった演出や、刀をしまう時に、刀身についた血を振り落とすといった細かい演出などが非常に格好良く思えた。また敵を倒していく(斬っていく)ことで地面一帯が血だらけになるといった少々グロテスクな演出などもあるものの、連続的に敵を倒す本作楽しさなどは映像からでも十分感じとれた。
 なお、発売は2008年を予定しているとのことだ。

 「NINJA GAIDEN2」の発表を終え、泉水氏が三度登壇し、今後のXbox 360における戦略ならびに、「Games for Windows - LIVE」(Live)についての説明が行われた。
 「Live」ではWindows VistaとXbox360によるクロスプラットフォームによるマルチプレイも可能で、すでに現在発売されている「シャドウラン」が代表的な作品として稼働している。
 また、Xbox 360タイトルは現在、約170本が発売され、本日発表されたタイトルを合わせるとパッケージ、ダウンロード含め、総タイトルは約250本となるとのことだ。
 2007年11月1日には「ブルードラゴン」や「ロストプラネット」「Gears of War」といった現在も評価の高いタイトルをプライスダウンして発売されるほか、ハードウェア面では、スタンダード、コアシステム、そして11月12日に発売されるエリートを含め、ユーザーニーズに合わせた3つの本体を用意。
 エリートの発売日には同色のブラックを基調としたアクセサリの発売をはじめ、ピンクとライトブルーといったコントローラ、も発売される予定ということが明らかになった。
 そのほかにもXbox 360を使用したメディアセンターエクステンダーや、インターネットで楽しめる動画や音楽をXboxでも楽しめるコンテンツサービスを紹介し、「Xbox 360は最高のゲーム機であるとともに、様々なデバイス、コネクテッドなエンターテイメントを充実させていく」意気込みを見せていた。

 発表会の最後では、スクウェア・エニックスとのコラボレーションを発表。
 世界(2か国語)同時発売を予定している「ラストレムナント」の紹介ならびにXbox 360リアルタイムレンダリングによる映像の公開。
 そして、2007年春に発表されていたtri-Aceが開発を手掛ける「インフィニット アンディスカバリー」をスクウェア・エニックス協力のもと発売することを明らかにした。
 「インフィニット アンディスカバリー」はtri-Aceが開発を手掛け、スクウェアエニックスが販売担当。
 発表当初のロゴデザインやグラフィックスなども一新し、開発をしていくとのことだ。今回予告編としてトレイラーが公開されたほか、tri-Aceディレクター小川浩氏より、ゲームシステムを口頭で紹介された。
 本作はゲーム全体にリアルタイムシステムを採用しており、メニュー画面などを開いていても、ゲームは進行する。また戦闘ではシチュエーションを大事にしているとのことで、たとえば監獄からの脱走中にモンスターや囚人にぶつかりながら逃げるといったシーンや、ドラゴンのブレスの中をとにかく駆け抜けるといった“シチュエーションを楽しめる”作品として作成されているとのことだ。

 各ラインナップの紹介を終え、泉水氏は「Xboxは今年10月で3年目を迎え、オンラインサービスであるLiveも確実に進化を遂げてきた。我々は今年の年末商戦に向け真っ向勝負で行っていきたい。今日ここで紹介したゲームを遊ぶことができるほか、TGSでは数多くのタイトルを出展する予定だ。是非とも足を運んでいただき、強力なラインナップを楽しんでほしい」と締めくくり発表会は終了した。

 1年早いローンチがアドバンテージとなっているのか、ゲームプログラミングなどの技術的サポートの拡充、そしてゲームタイトルの充実と、3年目に入ったXbox 360に攻めの兆しが見えてきた。今回発表されたタイトルの多くは泉水氏のコメントのとおり、TGS 2007で触れることが可能だ。
 Xbox 360の購入を検討している人は、ぜひTGSに足を運んでみてはいかがだろう。

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