Ina Fried(CNET News.com)
2005/10/12 09:49
Apple Computerは米国時間11日、第4四半期の決算を発表。同期の利益はアナリストの予想をわずかに上回ったものの、売上のほうは一部の予想に達しなかった。
同四半期の売上は36億8000万ドルで利益は4億3000万ドル(1株あたり50セント)。これに対し、昨年同期は売上高が23億5000万ドルで、利益は1億600万ドル(1株あたり13セント)だった。
第4四半期の利益には、税金関連で得た1株あたり12セントの利益も含まれる。この分を除いた場合、Appleの利益は1株あたり38セントとなる。一方、売上は一部アナリストの予想をやや下回り、株価も時間外取引で10%以上値を下げた。
今回の決算報告は、同社が12日にカリフォルニア州サンノゼで報道陣向けのイベントを予定するなかで行われた。このイベントでは、ビデオiPodが発表されるとの憶測が盛んに飛び交っている。
Appleによる7月時点の予想では、売上高が35億ドルで利益は1株あたり32セントになると見られていたが、一部のアナリストからは、見通しが慎重過ぎるとの指摘が出されていた。First Callによると、11日時点のアナリストの予想平均値は、売上高37億2000万ドルで、1株あたりの利益は37セントだったという。
Appleによると、9月24日締めの同四半期の販売台数は、Macが124万台で、iPodが645万台だったという。
これらは、その前の四半期および昨年同期のいずれの数字をも上回っている。第3四半期の販売台数はMacが118万台、iPodが616万台だった。一方、昨年の第4四半期はMacが83万6000台、iPodが202万台だった。
同社CEO(最高経営責任者)のSteve Jobsは、「売上高が前年比68%増、純利益が384%増というApple史上最高の四半期決算となったことに感動している。これは、技術革新重視の姿勢と、Appleの素晴らしい人材や創造力の成果にほかならない。また、2006年に向けて開発中の新製品には、これ以上ないほど興奮している」と声明のなかで述べている。
Appleは今後の見通しについて、今四半期には47億ドルの売上と1株あたり46セントの利益が見込まれるとした。これには現金以外(株式ベース)の報酬に対する費用が含まれる。報酬関連費用を除くと、1株あたり利益は49セントになる見込みだ。
これに対し、First Callの集計したアナリストの10-12月期の予想平均値は、売上が45億3000万ドルで、利益が1株あたり48セントとなっている。
Appleは前四半期に、最も人気の高かったiPod miniに置き換わる製品として、フラッシュメモリーベースのiPod nanoを発表した。
Apple最高財務責任者(CFO)のPeter Oppenheimerは、 iPod nanoの販売台数が発表から17日間で100万台を超えたと述べた。
「この製品に対する需要は驚くべきものがある」とAppleのTim Cook(同社エグゼクティブバイスプレジデント)は述べ、さらに世界の全地域で大きな需要が見られることから、同社が膨大な数の受注残を抱えていると付け加えた。「いつ供給が需要に追いつけるかについては予想できない」(Cook)
Oppenheimerはまた、iPod接続機能を搭載する自動車メーカーが増えていることから、来年販売される新車の約30%がiPodに対応することになると指摘した。「iPod経済は繁栄を続けている」(Oppenheimer)
同氏はさらに教育市場での販売が改善しているとし、前四半期の同市場におけるMacの販売台数が過去10年間で最高となったと述べた。
第4四半期には、楽曲販売ならびにiPodアクセサリー類の売上も引き続き増加し、2億6500万ドルに達した。なお、第3四半期の売上は2億4100万ドルで、前年同期の売上は9800万ドルだった。一方、ソフトウェアの売上は、第3四半期の3億4500万ドルから、2億9400万ドルへと減少したが、これは第3四半期に発売されたMac OS X 10.4「Tiger」の売上が好調だったことによる。また周辺機器などのハードウェアの売上は2億9600万ドルで、第3四半期の2億6600万ドルから増加している。
Macの販売台数の内訳は、デスクトップが60万2000台でラップトップは63万4000台だった。どちらの数字も前年同期に比べて増加しているものの、デスクトップの出荷台数は第3四半期から12%減少している。
Apple Storeの売上は6億6300万ドルで、第3四半期比19%増、前年同期比76%増となった。
なお、同日のAppleの株価は前日比1.22ドル上昇し、51.99ドルで引けている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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