永井美智子(編集部)
2005/04/11 17:59
三洋電機と日本IBMは、燃料電池とリチウムバッテリーを使ったノートPC用のハイブリッド電源システムの実用化に向けて、共同で研究開発を行うと発表した。
今回発表したハイブリッド電源システムは、ダイレクトメタノール型の燃料電池を用いる。ダイレクトメタノール型とはメタノールを直接電池に供給し、化学反応によって電力を起こすもの。メタノールから水素を取り出して燃料にする固体高分子型にくらべ、小型化することが可能だ。リチウムイオンバッテリーはThinkPad用のバッテリーパック「ウルトラベイ・スリム リチウム・ポリマー・バッテリー・パック」 を利用する。発電は燃料電池で行い、リチウムポリマーバッテリーが蓄電する形だ。「3Dアプリケーションの駆動など燃料電池だけでは電力が足りない場合には、リチウムポリマーバッテリーからも電力を供給する」(三洋電機)

両社によれば、今回のシステムはAC電源の口にコードを差してPCに電力を供給するため、既存のThinkPadに接続して使用することができるという。また、ノートPCの稼動中でも燃料カートリッジを交換できるホットスワップにも対応する。燃料電池1個あたりの連続稼働時間は約8時間だが、交換しながら利用すれば時間の制限なく利用できる。「現在開発しているような電源システムが実用化されれば、オフィス内でのパソコンの完全ワイヤレス化という、快適な職場環境が実現できる」(両社)

両社はThinkPadが市場に登場した1992年頃からノートPC用電池に関して協力関係にあり、今回のシステムの研究開発もこの延長線上にあるという。IBMのPC事業は中国Lenovoに売却されることが決まっているため、今後はLenovoが設立する予定の新会社が研究開発を引き継ぐことになる。新会社の日本法人代表には日本IBM理事 PC&プリンティング事業担当の向井宏之氏が就任することが内定している。
両社はハイブリッド電源のコンセプトモデルを開発しており、サイト上ではデモの様子を動画で紹介している。2008年頃の実用化を目指しており、将来的にはノートPC本体に内蔵する燃料電池を開発する計画もあるとしている。
コンセプトモデルのスペックは以下の通り。
「Chrome」が持つウェブ新興企業への可能性
グーグルが「Chrome」を作った理由--高速ブラウジングがもたらす利益
米国人アーティストが語る中国当局による拘束--チベット支援活動の結末
「検索市場の3強にならないと、ヤバイかな」--百度社長、井上氏
リコー、攻めの大型買収で世界市場へ活路
モバイルSEOに有用なデータの収集方法
中国ケータイは理屈ぬきにオモシロイ!
サーバ仮想化・グリーン化の利点を最大化!
iPhonista Nightの事後報告
コンテンツ市場14兆円の中身と行方
Joomlaでバイリンガルサイト
あるITマネージャの挑戦
Geeklog1.5でOpenID対応へ
もっとパラリンピックに目を向けよう
経営者が無断ビデオ撮影するとき
SNS開発で携帯は??
(エンジニアにとっての)モテ論(2)/Mozillaの陰謀(説)
除名せよ!福田康夫
フォトレポート:注目の「iPhone 3G」アプリトップ10
フォトレポート:コスプレーヤー、コミックの祭典に集合--Comic-Con 2008
フォトレポート:絵で見る「Internet Explorer 8」ベータ2
若者がモノを買わない理由--インターネット依存、低い上昇志向・・・
フォトレポート:「グッドデザインエキスポ2008」で見つけた気になるモノ
iPhone 3Gの陰で売れたもう1つのもの--iPod touchの販売動向を見る
Google Chromeを支えるブレーンたち、ローンチイベントで集合
「Google Chrome」の機能をチェック--米CNET Newsの視点
新型PSPに搭載された機能を写真でチェック
今週の新製品総チェック:ノート、デスクトップ、UMPCまでPC秋モデルが続々
今週の新製品総チェック:薄さ13.9mmのサイバーショット登場!NEC「LaVie」はデザインモデルがメンバー限定サービスをご利用いただく場合、このページの上部からログイン、またはCNET_ID登録(無料)をしてください。