Michael Kanellos(CNET News.com)
2004/10/25 19:54
カリフォルニア州サンタクララ発―ロボット専門メーカーの米iRobotが軍事用ロボット自動車開発でトラクターメーカーのJohn Deereと提携する。
マサチューセッツ州バーリントンに本社を置くiRobotがJohn Deereと共同で戦闘用ロボット自動車を開発する。同社のCEO、Colin Angleが先週、当地で開催されたロボットカンファレンス「RoboNexus International」で行われたインタビューの中でこの事実を明らかにした。この車は、現在軍事用に利用されているDeereのM Gatorをベースに作られるが、事前に人間が走行ルートなどを教えておけば、あとは車が自動で運転や操縦を行うことも可能だ。
またAngleによると、iRobotはロボット掃除機「Roomba」を製造しているが、2005年にロボット家電の新製品を発売する予定だという。
将来の発展を期待されながら何年もその期待を裏切ってきたロボット市場だが、技術の進歩やマーケティングの改善の追い風を受け、ここに来て活気付いているようだ。
iRobotはおよそ2年間に100万台のRoombaを販売した。すでに複数の病院が試験的にロボットを使った医薬の調合を開始しており、またその他の機関も崩壊した坑道などの危険な環境に入り、データ収集や散乱した有毒物質の清掃/除去を行えるロボットを試験的に導入している。
軍もiRobot製品を購入している。米国はiRobotが開発した軍事用ロボット「PackBot」をイラクに50機配備し、さらにアフガニスタンにも洞窟の探索用として送った。
John DeereとiRobotが共同開発する車は、重装備ながらゴルフカートの1.5倍ほどの大きさだ。戦場では主に機材の輸送用として使用され、通常は同じ道を何度も往復させる。同車は半自律型のロボット自動車だが、初回だけ予定ルートを人間が運転して走る必要がある。その過程で同車がルートを記憶し、その後は車が自動で走行する。Angleによると、ローカライズされたナビゲーションシステムを導入することにより、同車は記憶したコース上にある岩などの障害物を迂回できるようになるという。
Angleは「(同車は)困難な地形での物資の再供給を可能にする」と述べ、さらに「兵士を先に行かせて、後から荷物を運ばせるという使い方も可能」と語った。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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