Matt Loney(Special to CNET News.com)
2003/01/10 13:28
米Microsoftは早くもSmart Display技術の改良に取り組んでいる。このことは8日午後、消費者向け電子機器の展示会「Consumer Electronics Show(CES)」で行われたMicrosoft会長ビル・ゲイツの基調講演で発表された。
すでにSmart Display製品を注文、あるいは購入してしまった人にとっては遅すぎるだろうが、米Microsoftは早くもこの技術の改良に取り組んでいる。新技術を搭載した製品は今年中にも市場に登場するという。
なお、Smart Displayは以前「Mira」という開発コード名で呼ばれていた技術。また、“Smart Display製品”とはこの技術を使ったポータブル・ディスプレイのことである。ディスプレイをパソコン本体から取り外して持ち運べるため、家の中のどこからでも手軽にネットサーフィンなどが楽しめる。
その第1弾となるのは米ViewSonicの製品。同社は他社に先がけ1月8日、米国で自社製品Airpanel V110と同V150を発売した。
ところがこうした初期製品には不具合があるという。ディスプレイを取り外す際にメインのパソコンが閉じてしまう、という問題が見つかったというのだ。MicrosoftのSmart Displays欧州市場製品マネージャーであるナンシー・ネムスも「最初の製品にはやはり“限界”がつきまとう」と、この不具合を認めている。
ネムスによると、Microsoftは目下、不具合の解消に取り組んでいるという。同氏はソフトウエアの次期版のリリース日程について明言することは避けたが、「数ヶ月以内にも準備が整う」ことを示唆した。
もちろんViewSonic製品のユーザーにもこの不具合を解消するデータが配布される予定である。
Smart Display製品が抱える“限界”は、これ以外にもある。それは無線LAN規格「802.11b(「Wi-Fi」)」を使ったビデオストリーミングに関するものである。802.11bは最大11Mbpsの速度でデータ転送するが、ネムスの言葉を借りると「この速度ではユーザーがすばらしい体験をすることができない」。このためSmart Displayの次期版では最大54Mbpsのデータ転送が可能な「802.11a」に対応するという。
各社の製品の当初の価格は1400ドルほどとなる。しかし、Microsoftのプロダクトマネージャー、メーガン・キッドは「1年も経てば600ドル〜700ドル程度までに下がる」と見込んでいる。
なお、ViewSonic以外のメーカーもこの市場に参入する。例えば蘭Philips Electronicsが2月の第1週に米国で販売を始める予定である。さらに、Microsoftは1月8日、韓国Samsung Electronicsが市場参入すると発表した。この他のメーカーも順次、欧州やアジアなどの市場で製品を投入していく予定である。
執筆:Matt Loney(ZDNet UK)、協力: Michael Kanellos(CNET News.com)
「ソーシャルメディアキャンペーン」の半数は失敗--アナリストが指摘する理由
人工知能による会話マーケティングの可能性
Windows VistaにとってXPはライバルか?--マイクロソフト グローバルマーケティング担当Brad Brooks氏
「iPodを日本で一番売りたい」--ビックカメラ有楽町店に聞く新iPodの魅力
進化するユーザビリティテスト〜「ユーザー行動観察調査」の効果・効能
“オトコの遊びゴコロ”をくすぐるロマンたっぷり「自動車ケータイ」
ソフトバンク株価の下落加速--iPhone一巡し資金繰りを懸念
エンタメCGM「gooメーカー☆メーカー」
コンテンツ学会 〜コンテンツ概念の功罪と未来
iPhonista Nightの事後報告
AMD、資金調達のために製造部門をスピンオフ
solrのDistributed Search
日経平均株価の落ち着く先は…
人々は自らの行為に恐怖した
先が見えない景気低迷の今こそ業務のシステム化への検討を
オトナになるということ
福祉国家の失敗〜40年前の「断絶の時代」を読む(3)
ココが変わった、新型「ニンテンドーDSi」--「ニンテンドーDS Lite」と比較
フォトレポート:本体が分離するNTTドコモの「セパレートケータイ」の謎に迫る
話題のスマートフォン、写真で見るBlackBerry Bold
こんなものもありました--CEATECで見つけたオモシロ新技術たち
「iPhone 2.2」アップデートの概要が明らかに--App Storeのインターフェースなど変更
ケータイはまだまだ進化する--CEATECで見た未来の技術
自動車の未来を垣間見る--2008年パリモーターショーのコンセプトカー
2008年度グッドデザイン賞が発表--環境を意識した新基準も
GMのハイブリッドカー「Chevrolet Volt」、パリモーターショーに登場
今週の新製品総チェック:新PS3が登場!ニコンが発表した映像製品「UP」とは?
[レビュー]2011年画質を備えた高画質、多機能Blu-ray--ソニー「BDZ-X95」
今週の新製品総チェック:よりモバイルPCとして進化した「Let's note」が登場
今週の新製品総チェック:フルサイズCMOS搭載のキヤノン「EOS 5D Mark II」が登場
今週の新製品総チェック:第4世代iPod nano登場、ソニー「α」、松下「LUMIX」に新機種もメンバー限定サービスをご利用いただく場合、このページの上部からログイン、またはCNET_ID登録(無料)をしてください。