ソニー・エリクソン、メッセージ機能重視「M600」を公開--「P990」の新機能も発表

文:Jo Best(Silicon.com)
翻訳校正:河部恭紀(編集部)
2006年02月07日 12時30分

 Sony Ericssonは、メッセージ機能に重点を置いた最新の携帯端末を公開した。

 「M600」は、Symbian OSベースのSony Ericsson製デバイスとしては最新の機種であり、メールを多用するユーザーをターゲットにしている。同デバイスは、Microsoftの「ActiveSync」やResearch In Motionの「BlackBerry Connect」、そしてIntellisyncやSevenなど、多数のサービスをサポートしている。

 M600は、Microsoftの「Excel」「PowerPoint」「Word」などの機能限定版に加え、セキュリティソフトウェアも搭載している。

 M600はさらに、コストに敏感なITマネジャーにアピールできるよう、BlackBerryと同様にカメラを搭載していない。また、Wi-Fi機能も搭載していない。

 Sony Ericssonは、モバイル電子メールの流行に便乗しながらも、厚さわずか15ミリで、色が黒か白というM600の外観により、デザインにうるさい層にも訴えたい考えだ。

 同社広報担当者によると、M600は、マルチタスクOSなどスマートフォンの特長をすべて備えるが、メッセージングデバイスとして売り込んでいくという。

 Sony Ericssonではさらに、既に発表済みながらも未発売であったスマートフォン「P990」についても、新機能を発表した。プッシュ型メールのサポート、WLAN、名刺読み取り機能などが追加されるという。

 M600とP990は、いずれも2006年第2四半期に発売される。

(左)M600 (右)P990i
写真提供:Sony Ericsson

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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