au、シャープ製端末を2006年に投入--番号ポータビリティ対策へ競争力を強化

永井美智子(編集部)2005年12月21日 17時37分

 KDDIは12月21日、2006年中にシャープ製のau端末を発売すると発表した。番号ポータビリティの導入に向け、端末ラインアップを強化する。

 KDDIでは「2006年11月までに予定される携帯電話の番号ポータビリティ導入までに発売する」としており、2006年秋の発売となる見込みだ。端末はBREWを搭載する。OSについては明らかにしていない。

 シャープはこれまでボーダフォン、NTTドコモに端末を納入している。世界で初めてカメラ付き携帯電話を開発した企業であり、液晶やカメラ技術の高さで人気がある。IDC Japanの調査では、2005年第3四半期(7〜9月)における国内の出荷台数シェアで18.2%と首位に立った(関連記事)。なお、3キャリアに端末を提供しているメーカーとしてはソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズや三洋電機がある。

 auでは競争力強化のため端末ラインアップを増やしている。2004年には年間で新機種を10機種しか出していなかったが、2005年には韓Pantech Curitel製の「A1405PT」など12機種を出しており、2006年には「2005年以上に拡充する」としている。

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