東芝ソリューション、日常表現の構文・意味解析力を向上した翻訳ソフト

 東芝ソリューション(河村進介社長)は、パーソナルユースの英日/日英翻訳ソフトの新製品として、日常表現の構文・意味解析力を向上させるとともに、「The翻訳シンプルナビ」搭載で使いやすさを高めた「The翻訳インターネットV9.0」を9月10日に発売する。価格は9200円。

 従来商品よりも日常表現の構文・意味解析力を向上させることで、翻訳精度の向上を図った。例えば、「その本はまだ発売されてません。」といった語尾の言い回しや、「ライオンは何科?」といった体言で終わる疑問文などについても適切な翻訳を実現することが可能。辞書語数は、従来商品に26万語追加した176万語(英日90万語、日英86万語)を標準搭載している。

 また、「The翻訳」の豊富な機能から、使いたい機能をすぐに選べるように「The翻訳シンプルナビ」機能を搭載した。したいことが書かれたガイドボタンを押すことで、必要な機能を起動できる。使い慣れたユーザー向けに、よく使う機能だけを選択しコンパクトなボタンで表示することも可能で、幅広い利用者に対して操作性を改善した。

 さらに、さまざまなアプリケーションに対応した連携翻訳機能も特徴のひとつ。ブラウザでは、Explorerを始め、NetscapeやOperaにも対応。とくに、Microsoft Internet Explorerでは「The翻訳ツールバー」でページ全体や指定範囲の翻訳、翻訳検索などが簡単にできるほか、「翻訳バー」で辞書引きや直接キー入力した文の翻訳も可能。中国語ホームページへ日本語訳を振ることも簡単にできる。

 このほか、Outlook、Becky!などのメールツールや、Word、Acrobat/Adobe Readerなどのアプリケーションについても、画面に組み込んだ翻訳ボタンをクリックするだけで簡単に翻訳ができる。

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