コンコルドカメラ、イトーヨーカドーと提携し日本のデジカメ市場に参入

 米コンコルドカメラは、04年5月に日本法人「コンコルドカメラ株式会社」(宇田川 清司社長)を設立し、国内のデジカメ市場に参入した。今後、普及価格帯モデルを中心として、画像関連商品の企画・販売を柱に事業展開していく方針。

 具体的には、国内でのシェア拡大や成長性確保に向け、主要な流通業者との共同作業による市場のニーズに合ったモデルの企画開発とともに、OEMによる国内主要デジタルカメラメーカー向けの製品の開発・提供にも取り組んでいく予定。

 今回、参入第一弾として、イトーヨーカドーとの共同開発によって、国内市場向けの「CONCORD Eye-Q 5062AF」を製品化。イトーヨーカドー各店舗およびセブンドリームドットコム、アイワイネットネットショッピングのオンラインショップ上で6月19日から販売開始した。

「CONCORD Eye-Q 5062AF」は、「シンプルで扱いやすく、廉価でありながら、高画質」というカメラ本来の機能に注力し、500万画素CCDを搭載しながら1万9800円という低価格を実現した。

 主な特徴は、

  1. 500万画素の美しい色調と忠実な色再現
  2. 5点マルチ測距・中央スポットによるオートフォーカス機能
  3. 遠くの被写体も撮影可能なオートフォーカス付き6倍デジタルズーム
  4. 最大240枚の静止画が撮影可能な16MBメモリ内蔵
  5. 本体重量133g、100mm(W)×61mm(H)×29.5mm(D)
  6. 1.8インチTFT液晶(LEDバックライト付き)

─―など。

コンコルドカメラ

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