米マイクロソフト、Windows 98などを2006年6月末までサポートへ

ZDNet Australia Staff、CNET Japan編集部2004年01月14日 19時55分

 Microsoftは、Windows 98、Windows 98 SE、Windows MEのサポート延長を決定した。

 同社は、これらのオペレーティングシステム(OS)のサポートを2006年6月30日まで延長した。この期間中には、有償の電話サポート、「重要」なセキュリティ問題の評価、および「適切と思われる手続き」などが提供される。

 同社のWindows 98製品群へのサポートは、今月16日で打ち切られる予定だった。またWindows MEについても同様に、今年末のサポート終了が予定されていた。

 「Microsoftは、これらのOSを利用している世界中の顧客を支援し、同時にいくつかの市場では製品ライフサイクルのサポートガイドラインを伝えるための時間をもっと多くとるために、この決定を下した」と、同社オーストラリア法人のシニアマーケティングマネジャー(Windowsデスクトップ製品担当)、Danny Beckは述べている。

 また、どのOSについても、延長したサポート期間の終了日が同じ日付になっていることについては、わかりやすさを考えた上での判断だと同氏は説明した。

 「我々はまた、Windows 98およびWindow MEを利用する顧客へのサポート期間延長に関して、明解かつ一貫した終了日を設定することに決定した」(Beck)

 なお、この記事は米国時間1月12日午後に米国News.comサイトに掲載された記事を翻訳したものである。

 米Microsoftのウェブサイトにある「Product Lifecycle Dates - Windows Product Family」と題したページには、「オンラインのセルフヘルプサポートは少なくとも2006年6月30日まで継続する」("Online self-help support will continue to be available until at least 30-Jun-2006.")旨の記述(注記)が見られる。

 一方、日本市場における当該製品サポートに関しては、現在同社日本法人に確認中。マイクロソフトは「Windows 98の修正モジュールは2005年1月16日までWindows Updateで入手可能だ」とコメントしている。

 日本国内におけるマイクロソフトのサポート体制は、現在発表されている内容では次のとおり。

 ・ 修正モジュールのオンライン提供
2005年1月16日までWindows Update経由で入手可能
 ・ オンラインセルフヘルプサポート情報
最短でも2005年1月16日まで利用可能
 ・ プレミアサポート契約
2004年6月30日まで提供

マイクロソフト デスクトップ製品のライフサイクル

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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