NTTドコモは5月20日、定額制データ通信サービス「@FreeD」に対応したハンドヘルドPC「sigmarion(シグマリオン)III」の販売を5月28日から始めると発表した。
sigmarion IIIは、CPUにインテルPXA255 400MHz、OSにWindows CE .NET Version4.1を採用したハンドヘルドPC。前機種のsigmarion IIに比べ2.5倍の情報量表示が可能な800×480ドットのワイドVGAカラーTFT半透過型液晶、インターネットブラウザとファイルビューワの機能を持つPicsel Browserを搭載したことなどが特徴。Picsel Browserでは、画面上のホームページやドキュメントをペン操作で拡大・縮小したり、自由な方向にスクロールができる。
本体メモリは前機種の32Mバイトから64Mバイトに増強。Type2 CFスロット、MMC/SDメモリーカードスロット、USBポートを備える。
「sigmarion III」
非通信時の使用可能時間は4.5時間から8時間で、オプションの大容量リチウムイオン充電池を使用した場合は9〜16時間となる。通信時の使用可能時間は、携帯電話接続時で約3.5〜5時間、PHSカード装着時で約3〜5時間。
本体のサイズは幅189mm、奥行き117mm、高さ21mm。重量は455g(リチウムイオン充電池含む)。14.1mmピッチのキーボードを搭載する。価格はオープン。
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