東芝、サンディスクとのフラッシュメモリ合弁会社設備を一部単独運営へ

加納恵(編集部)2008年10月20日 16時58分

 東芝は10月20日、米国サンディスク・コーポレーション(サンディスク)と共同出資するNAND型フラッシュメモリの製造合弁会社を、東芝が一部買い取ることで基本合意に達したと発表した。

 東芝の一部買い取りが明らかにされたのは、四日市工場の第3、第4製造棟。現在は、東芝とサンディスクの製造合弁会社、フラッシュパートナーズ、フラッシュアライアンスを通じて共同生産している。製造設備は東芝とサンディスクが折半で出資し、生産能力は均分していた。

 今回の合意により、第3、第4製造棟の生産ラインの約30%を東芝単独で運営し、残りの約70%は、引き続き合弁会社形式で共同生産し、生産能力を両社で均分するとのこと。

 東芝では、第3、第4製造棟で展開する300mmウェハーラインの生産能力を全体の50%から約3割増加でき、生産能力拡大により売上増加を目指すとしている。

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